見出し画像

本質に意識を向けよう

毎度恒例の試合後投稿です。もうすぐ試合から1週間が経ちます。今回も試合を振り返ることで気がつくことがありました。今感じていることを伝えてみます。

今回は前回と比べるとタフな試合内容で、タフな内容になるほど『心』の強さが問われるとあらためて思いました。「勝ちたい」という強い意思がなければ、途中で折れてしまうでしょう。加えて前に出る強さ後ろに引かない粘り強さ。この両方があったから勝てた試合だったと僕自身は感じています。

心技体あっての打倒極

心技体を横並びで解釈する人もいると思いますが、僕はピラミッド型の構造だと解釈してます。『心』の部分が土台で、その上に「体力」、頂点に「技術」があると試合を通じて解釈しました。
そして技術の中にあるのが打倒極です。
技術の前に体力、それ以前に心構えや覚悟が重要だと僕は思います。ストリートファイトあがりの格闘家が強いのは土台に圧倒的な経験値と本物の覚悟があるからではないでしょうか。
あまり言い過ぎると精神論者みたいになって嫌ですが、先日の試合を含め僕がプロでの3戦を勝てたのは土台に支えられている割合が大きいからだと認識しています。技術のレベルと幅はその他の選手よりもないと思ってます。ただ体力に関しては他の選手よりも少しだけレベルが上だと思っています。1ヶ月とか2ヶ月単位のトレーニングではなく4〜5年の長期間のトレーニングの成果なので。

練習によって技術と体力は積み上げていくことができます。それに練習の中で自分の成長を感じることが出来ます。しかし、心の鍛え方は知りません。心が強くなる実感なんてありません。覚悟出来るかどうかの違いぐらいです。こんなにも抽象的な物が実は1番大事だから困ります。だからと言って素質で片付けるのは違いますよね。だからこうやって考えているのだと思います。
トップどころの選手が「作戦」や「戦略」といった言葉を発信しているのでつい真似をしてしまう選手が多い気がします。それなりのレベル同士の戦いなら大事だと思います。でも、それ以前の部分での積み上げがなければトップレベルまで上がるのは難しいと思います。フィジカルトレーニングや精神鍛錬を勧めている訳ではなく物事の見方、考え方の提案です。少なくとも僕はスポーツではなく格闘技、闘争をしているという認識です。

僕は更に強くなるために、また今日からコツコツ積み上げていきます。
今年は勝負の年になりそうですね。ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?