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「誰」に知られたいですか?

前回、「相手の価値観を知るより自分の価値観を知ってもらう」ことの重要性を書きました。
自分の価値観を正確に伝えられるようになったら、次は「誰に知られたいか?」を考える必要があります。

もし、サッカー選手をサポートしたいと思い、サッカーチームのチームトレーナーになりたいと思っていたら誰に知られるべきでしょうか?

選手?監督?違います。

チームが有望なトレーナーを探す時は、まず現トレーナーや、関係者が有能だと思われているトレーナーに相談します。そのトレーナーが自分の身の回りで目星をつけてコンタクトを取ります。
サッカー選手をサポートすることが目的なら個別にアプローチしても良いですが、チームトレーナーになりたいと思ったら違うアプローチ方法が見えて来ます。


もし、モデルさんの専属になりたいと思ったら?

モデルさんに直接アプローチするより、身の回りにいるスタイリストやメイクさんに知られる方がいいでしょう。人が困った時は、身近にいるスペシャリストに相談します。そのスペシャリストは自分に見返りが無くても、困っている人のために自分の人脈を駆使して適切な人を探して来てくれます。

もし腰痛で悩んでいる人にアプローチしたいと思ったら?

もちろん腰痛持ちの人に対して情報発信することも大事ですが、腰痛を専門に扱っている病院やドクターに知ってもらった方が、より広がります。


つまり、自分の価値観が正確に伝えられるようになったら、困っている人に直接ではなく、「困っている時に相談したくなる人」に知ってもらえることが重要です。

価値観は自分で発信することが大事です。
しかし、それ以上に自分の価値観に賛同して発信してくれる人と出会うことが重要です。そんな出会いと巡り会った時、自分のやりたいことがどんどん実現していく未来が見えてくるでしょう!

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