見出し画像

「疲労」×「乳酸」について

こんにちは^^ 前回の投稿から少し経ってしまいました。

今日は、疲労×乳酸についてのお話です!

老廃物と認識をしている方も多いかと思いますが、
実は乳酸はエネルギー源でありよく言われる老廃物ではありません

乳酸はいつまでも筋肉中に溜まっているものではなく、なんと30分も経てば消えてしまいます。なので、乳酸=身体の疲れではないのです・・!

日常生活程度で「乳酸が溜まる」ということはほとんどありません。長時間労働などで少しずつ乳酸が溜まっていくのでは、、?と考える人もいるかも知れませんが、長時間の運動で疲労は溜まっていく一方、驚くことに乳酸は徐々に減少していく結果も出ているようです。

また、「〇〇を摂取すると乳酸が中和されて・・」というフレーズもよく耳にしますが、特定の栄養素によって乳酸を除去できるということはなく、むしろそのような栄養素を摂取しなくても自然と乳酸は使われてなくなります。

「動かないことが最も疲れやすい体を作る!」

生きているエネルギー源は主として脂肪が分解されています。安静的や強度の低い運動時には脂肪の方が糖よりも多く使われています。運動強度が上がり糖がエネルギーを多く使おうとしても全てを処理できないと「乳酸」が生成されます。しかし、その生成された乳酸は血液によって他の筋肉に流れミトコンドリアを通してエネルギーとして「再利用」されます!

筋肉で生成される乳酸ですが、実は知らずと食事から摂取しています。肉や魚介類、ヨーグルト、ワイン、漬物など乳酸はさまざまな食品に含まれており、食事から摂取した乳酸もエネルギー源として使われています!

昔は、運動で乳酸が溜まり筋肉が酸性に傾くために筋肉が硬くなり筋肉痛が起きると考えられていましたが、お伝えした通り乳酸は短時間で新たにエネルギー源として活用され消えていきます

疲労はいくつかの原因が同時に重なって起きるもので、乳酸が引き起こしているわけではないということです。結論、「乳酸ができる=糖を使っている」ということになり乳酸は老廃物ではありませんでした!

「しっかり動いて疲れにくい健康な体を作っていきましょう!」

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?