協業のうまい人は一気にビジネスを急成長させる!
Voicy No.0225 2022年10月10日放送
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意見交換する面倒を乗り越えて協業すれば、ビジネスやブランディングが爆伸びします。協業にどう取り組めばうまくいくか、実例を入れながらコツをお伝えしていきます。
協業できる人とうまくいかない人の違い。
企業からビジネスやブランディングのご相談を頂くのが、オレの仕事です。コテツゼミの勉強会の方々やコテツゼミ強化版のグルコンの方々とも、どうやってビジネスを伸ばすか、ブランドとして魅力を高めるかを一緒に取り組んでいます。
ビジネスやブランディングの取り組みでは、協業がうまい人と下手な人がいます。協業が下手な人は、チャンスが広がっていかないので伸びません。
結果が変わらないというか、成果が伸びず現状打破する状況にならないのです。
「協業ができる人」と、下手というより「協業ができない人」の間には明らかに深いキャズム(谷)がある。その中間はありません。なんとなく協業をやっている人もいません。
「協業がうまい人」はコツがわかっていて、どんどんいろいろな人とか取引先と新しいビジネスチャンスを開拓します。
「協業ができない人」は、自分のプランや戦略、大して意味のないこだわりに執着して、全然進まないこともあるのです。
協業するとなぜビジネスが伸びるのか。
ビジネスオーナーが考えたとおりの戦略でブランドづくりができて、思ったとおりに売れていればいいでしょう。
でも時代の変化もあるし、いったん売れたとしても消費者の変化、競合がポジションを寄せてくることもあり、自分たちに近いところにビジネスのやり方を変更してきたら売上は下がります。
ビジネスでもブランディングでも、次の可能性を準備しておく必要があって、次の可能性を準備するのに有効なのは協業することです。
協業は1人でやるよりも、めっちゃ面倒くさい。
まず考えを合わせなければいけない。思想的なところも、ライトに言うと気が合わないとできないし、戦略を合わせていかなければいけないし、相手にもメリットがないといけない。
ですから一部メリットを差し出すなり、相手のメリットに合わせて、こちらも汗をかかなければいけないことが出てくるわけ。
協業が下手な人は、それができないし、やりたくない。ひどい言い方をすると、利益を独占したいとか「独りよがり」なわけ。
協業することで、自分の思いどおりいかないことは絶対に出てきます。でもその分、可能性が広がります。
自分のビジネスやブランドはこういうものであって、こういう販売の仕方をして、こういう人に受けるのではないかという発想の固定化が、協業することで可能性を広げてくれるのです。
ただ面倒くさいし、協業するパートナーと意見交換しなければいけない。思わぬ指摘をされたりもする。プライドとか自分の戦略に対する執着で、それが許せない人がいます。
実はそれがチャンスなのに、もったいないです。
協業が下手な人はうまくいっているときはいいですが、うまくいかなくなり始めたら別なカードを用意していないので、立て直しとか、新しく売っていく作戦をつくるのに苦戦することがあります。
コテツの個人的感想ですが。
おじさんになると、みんな自分の土俵に話を乗せたがるもの。
これはほんとにオレも気を付けていて、コテツにビジネスの相談の場合は、意見を言えばいいですが、飲みに行くとかライトめの接点のときに、世に言う「オヤジ化現象」で自分の土俵に乗せて評したくなる。
なんでああなっちゃうのかなと思う。
そういう人は総じて協業が下手です。
よく見る光景では、年齢とキャリアが上の年配の人が、若手とか、まだまだキャリアと実力が足りない人に向かって、自分のビジネスの昔話をしています。あれは完全に「自分の土俵に乗せたい」ということですよね。
「今TikTokのダンスで何がはやっているか」なら、自分の土俵ではなくて相手の土俵になってしまうから、自分の専門領域でたくさんしゃべりたくなる。相手のアイデアとかプランに乗ってみることが、結構大事なポイントです。
ブレーンの言うことを試す。
オレにはブレーンが何人かいて、言われたことは腹落ちしていなくても試してみよう思える人を、アドバイザーやブレーンに置いています。得意不得意はもちろんありますが、やってみると、オレの可能性も広がります。
ただ、信用していない人、ブレーンでもアドバイザーでもない人の話は、いちいち聞いていられません。そこは「誰が言ったか」で取捨選択します。
もちろん「コテツトーク飯」など質問を受ける場面では返答しますが、そうじゃないときは、できれば相手の発想や面白い話や興味とかを聞きたいかな。
オレは協業が大好きです。クライアントやコテツゼミの中でも、グルコンに進んだ方とはどんどん新しいビジネスにチャレンジしたいと思っています。それで可能性が広がるなら面白いじゃないですか。
この先そんな場面をどんどん増やして、自分が関わる事業をもっと幅広くやっていきたいと思っているところです。
以上、久々野智小哲津でした。
久々野智小哲津
二十数年にわたり、のべ7社ほど(8社目準備中)会社を経営。ITの会社を大きく成長させた後、新規事業でさまざまな事業を立ち上げ、フランス、イタリアを中心にヨーロッパからブランドを日本に持ってきたことをきっかけに、ブランドづくりができるようになった。
海外ブランドの日本進出や、日本国内の会社、サービス、商品、人(タレントさん、議員さん、スポーツ選手など)のブランドプロデュースにも関わっている。
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