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【 休日の芸術 】 『 塗り絵本の内容が完成し、翻訳をし始めました 』の進捗報告

1. 自己紹介

 こんにちは。

 日系企業(化学メーカー)で研究開発を8年、いまは上海で技術営業をしている37歳の会社員です。『 制約の中でこそ 面白いことを 』をモットーに、技術系会社員の傍ら、画家活動として『 タイの小学校と塗り絵授業 』や、『 インドネシアのボードパーク建設にアートで支援 』など行っております。

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 今日は『 休日の芸術 』に関する進捗記事です!


2. 今回の報告のテーマ

 前回は、こちらのブログを報告させていただきました。

 本日は、『 塗り絵本の内容が完成し、翻訳をし始めました 』のご報告です。

 ちなみに、塗り絵本といいつつ、完全に“ 物語 ”が内容の半分を占めてしまいましたので、その辺りを少しご紹介させていただきます。

3.『 塗り絵本の内容が完成し、翻訳をし始めました 』の進捗報告

■ 塗り絵本と言いつつ…

 冒頭でお話しした通り、今塗り絵本を作っており、その構成は

『 白黒画 + 物語 』

です。

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 いろいろと塗り絵本を見てみて、自身もやってみて、調べてみて思ったのですが、

・ 塗り絵は、塗り始めると意外と面白くなってくる

・ 子供とのコミュニケーションも、話と静かになるバランスが絶妙にいい

・ ただし、その2、3回目以降は、塗り絵自体にはまらないと塗り絵をしなくなる

・ 結果、塗り絵本の重要性が下がり、取っておく人もいるが、捨てられがち

という流れに陥るケースが多いなと思いました。

 ” 絵本 ”は物語がベース(価値)になっている分、捨てられにくいのですが、” 塗り絵本 ”は塗るという行為に価値の重きが置かれていて、それ以外の機能や想いが少ないため、瞬間の遊びになりがちだと思います。

#それでも塗り絵は江戸時代からずっと残っているのだけど

 これだと、せっかく手に取ってもらい、気に入ってもらったとしても、最終的に捨てられ、忘れられてしまいます。『 大人の塗り絵 』という例外もありますが、それでも改めて見返したり、改めて塗り絵をする、という風にはなりにくいです。

#僕も大人の塗り絵を持っているので良くわかる

 それで、今回、想いを持って塗り絵を買っていただき、そしてとっておいてもらえるよう、『 塗り絵だけでなく、この絵が生まれた物語も一緒に書き記し、面白いと思ってもらおう! 』となりました。

 うまくいくかはわかりませんが、せっかく作るので、やっぱり手に取って、長い間大切にしていただけたら嬉しいので(笑)。

■ 塗り絵本の物語

 それで、『 物語はどうするのか? 』ということなのですが、結論、『 自分の経験 』を物語とすることにしました。大きな理由は、『 物語に生々しさ、イメージしやすさを出すには、リアルな経験がよく、そこを感じることで感情が動き、捨てずにとっておいてもらえるのでは? 』と思ったためです。

 『 とっておきたくなるか、ならないか 』は『 感情が動くか、動かないか 』かなと思っています。

 ということで、物語の流れはこんな感じです。

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【 Cheer For You(仮) 】

( 題字 : Surlymayさんのカリグラフィー ) 

ある星の、ある村の隣街で、奇妙な病気が発生しました。その病気は、話をしたり、一緒の空間にいるとうつってしまい、苦しく、頭が痛くなる病気でした。ただ、こういった症状が出ない人もいました。

村の人は、我関せずでしたが、隣街から郵便屋さんが荷物を届けにきた時、その村でも病気が広がりました。村の人たちは、皆、仕事ができず、遊びもできず、家にこもるしかできなくなりました。

村の人たちから、笑顔が消えてしまいました。

それでも、このような状況でも『 がんばる人々 』はいて、貧しい子供に勉強を教えたり、公園を作ったり、はたまた勉強のための図書館を作ったり。

そんな様子を、ある一人の修理屋さんが新聞で見つけました。この修理屋さんは、『 自分もこの人たちを見習って、何かやりたい! 』と思いました。

しかし、何をやっていいか、わかりませんでした。

次の日、隣街から郵便屋さんが配達に村にきた時、道で自転車が壊れてしまいました。困った郵便屋さんは修理屋さんの家にいき、自転車を直してもらいました。郵便屋さん、嬉しくて飛び跳ねました。

すると、あるものがポケットから落ちてきました。それは” 絵はがき ”でした。

修理屋さんは興味深々。実はこの絵はがき、最近できたもので、初めて見るものでした。そしてこの修理屋さんは思いついたのです。

『 そうだ、がんばる人々に絵はがきを送って、応援しよう! 』と。

それから毎日毎日、朝から晩まで絵はがきを書き、がんばる人々に送りました。もちろん、返事なんてきやしません。それでも送り続けました。がんばる人を応援するために、です。

ところが、この行動をよく思わない人もいたのです。村の人々でした。そんな行動をしても意味がない、病気に絵はがきなんていらない、無駄無駄、と。郵便屋さんも心配だったのですが、なかなか声をかけることができませんでした。

修理屋さん、元気がなくなってしまったのでした。

修理屋さんが絵はがきを送り始めて2年が経った頃、郵便屋さんが慌てて修理屋さんの元に走ってきました。

*続きます…

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 …と、このような物語です。

■ 翻訳を進めています

 書くのが疲れてきたので、そろそろ終わろうと思います(笑)。

 ここまで作り、今進めている作業は” 翻訳 ”です。この日本語文を、まずは英語に翻訳しております。友人に、英語を教えている先生と、アメリカに住んでいてネイティブ英語が堪能な方、の2人がおり、せっかくなら教科書にもなるよう、しっかりと訳しましょうか、という流れで進めております。

 最終的には、タイとインドネシアにも送りたいね、となっていて、タイ語にも翻訳をしていく可能性が出てきました。

 という訳で、粛々と翻訳作業を進め、最後は上海で印刷まで行い、本にしていきたいと思います!そして、『 目指せ、上海のアートブックフェア参戦 』でいきたいと思います。


 今後ともどうぞ、応援のほどよろしくお願いいたします!

#応援がないとやっていけない

#皆さんの応援が全て

#そして世界の子供たちに本を届けたい

#世界の笑顔を増やせられたら何より嬉しい

#もちろん資金面も含めて頑張る


頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。