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0207-0211 店番日記

0207 小学生の男の子2人が自転車に乗ったまま会話していてロナウドは家が6つあるらしいよ!え!すげえ!大谷の家はデカそう!!と話していてどこぞのロナウドさん(おそらくあのロナウドさん)は家が6つあるということを覚えた。

0209 本を買うときに決めていることがある。

SNSで口コミを見ない、ネットであらすじを見ない。
本屋さんではなるべく携帯を出さない。時間を見るときだけ。
装丁とあらすじだけで、気になったらとりあえず買ってみる。
買わないといつまでも残像が頭を侵すから。

言葉を吸収して自分のものにするのはまだまだ読む量が足りていない。読めば読むほどに痛感する。悔しい、でも楽しい。もっともっとたくさんのこれまで興味を持たなかったジャンルの本を読もう。いま文章を読む調子がいい。いつもよりすらすらと読める。

0210 PERFECT DAYSを映画館で見た日からふとした瞬間その映画のことが脳裏に過ぎる。とてもうつくしい映画だった。映像だけでなく、ひとの感情の機微、生きるということ、、見たというより本を読んだあとのような感情だった。
毎日思い出しては鑑賞後に感じたこととはまた違った気づきが浮かび上がった。

日本語の美しさ、私たちが日々目にしているはずの光景の美しさ、耳にしているはずの音の美しさ。日々触れているはずの美しさをもっと大切に、見て感じたときの気持ちを大事に育んでいかなければならないという気持ちがどんどん増している。

今日も平山さんが車中で聴いていた音楽を流しながら職場まで15分ほど歩く。
開店作業を終え時間ができたころ、棚を見て回る。いつも目にしていたけれどタイミングを掴めず読めていない「日日是好日」を手に取る。日々を大切にするという点において、PERFECT DAYSと通ずるものがありそう。いま読むタイミングなのかもしれない。手にしたままカウンターへ持っていく。

ひまなとき、店番しながら本を読む。
これも日々溶けてゆくわたしの愛すべき日常。

0211 数日後に控える生理を前に生理痛だけどんどん主張をはじめている。先走りすぎだ。肌も敏感になって毎日使っているスキンケア用品がピリつくようになった。
職場についてひと段落すると期限が切れたてのハーブティーを淹れてくれた。温かい湯気の中に香りたつハーブの優しい香りが鼻を掠め、優雅な仕事前を演出してくれる。偶然にも生理痛を和らげてくれるという効能があるらしい。とってもタイムリー、ありがたい。それを聞いたせいかなんだか生理痛がさきほどより良くなっていく感覚があるような・・

今日は夕方頃に仕事を終え家に帰って本を読んでいると、いつの間にか深い眠りに潜り込んでいてどこまで読んだのかわからなくなってしまった。1日で一番楽しみな時間、ひとりの夜。キッチンの灯りだけつけて椅子とパソコンを置き、毎週拝聴しているラランド・ツキの兎を聴くこの時間が大好き。今日はお供に紅茶を淹れた。

大人になったなと思う時間。

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