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2022年2月の記事一覧
【日記】キッチンタベーラー
家に帰って、カレーを煮込んで、作り置きしながらその場でも食べている。キッチンで、作ったものを食べるのは下品だろうか。お酒も飲んでいる。画としては、キッチンドランカーと言われてもおかしくない。しかし、キッチンドランカーの何が悪いのだろうか。料理は、できたその場が一番おいしいのは異論がないだろう。その場で食べるのが、一番料理のポテンシャルを引き出せるはずだ。下品でもなんでも、私は、作ったそばから食べ
もっとみる【日記】ソシュールを読め
なにかを書くというのは、抽象化できるのだろうか、「書く」という行為だけ、取り出すことは出来るのだろうか。そのさい、スマホやパソコンで書くことと、紙に手書きで書くことは、区別されるのだろうか。高次においては、区別されないに違いない、もとより文字というのは、書き方によって内容を変えないものなのだから、だが、文字と文章と書くことにおいて、高次と低次という言葉を、あたかも数学やコンピュータサイエンスのよ
もっとみる【日記】最強の調味料
全てを仕上げることのできる、それだけしか要らない、魔法の調味料みたいなものは、存在しない。
しかし、それに類するものはいくつかある。
一つは、白だし。卵と納豆の相性が、ものすごく良い。卵と納豆をかけたごはんに白だしを入れたものの味は、もう比類するものがない。
もう一つは、ナンプラー。これは、『美味しんぼ』でも、同じような紹介をされていた。魚醤と言われる作成方法を取っている。魚のあらというか
【日記】二十世紀哲学と中世イスラム哲学
カッコつけて「メモ うんぬんかんぬん」と打っていたけれども、アイディアだけあって肝心の更新が途絶えてしまったので、もうそんな風に書くことはやめた。
思いついたそばから記事としてまとめていくことにした。
今日、井筒俊彦の「イスラーム哲学の原像」を読んで、七割りがた読んだところだが、気まぐれに、今読んでいるベルクソンの「物質と記憶」と内容をすり合わせてみることにした。
この相互の本は、哲学とい
【日記】混乱する意識
題名は大げさだが、大したことはない。井筒俊彦は、中世に勃興したイスラム神秘主義という、密教が異端だというなら異端とも呼べるかもしれないその団体というか精神と結びつく形で発展したイスラム哲学というものの分析の中で、存在一性論という立場について語り、この存在というのはあくまで存在としか呼ばないのであるが、紙一重で神と呼んでも差し支えないのだろう、それが前提というか、全ての存在の奥にあり、それが変化す
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