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就活おすすめ本|「苦しかった時の話をしようか」マーケティングの天才が語るキャリア選択

「人間は、みんな違って、きわめて不平等」なのだ

森岡 毅(著):苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」より

ハリーポッターアトラクションなどでUSJをV字回復に導いたことで知られる著者・森岡毅さんが、自身の娘に向けて書いたキャリア選択の指南書、それが『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』です。

そんな天才に「苦しかった時」の話があるの?と思わず手に取ってしまうこの本には、現実を見たうえで一人ひとりが輝くためのヒントが詰まっています。本日は一部の内容をご紹介します!

努力が報われないこともある

冒頭に紹介した一文からわかるように、本書は非常に冷静に現実を解説します。一体世の中は誰を中心に回っているのかという問いへの答え、人はみんな違ってきわめて不平等であることなど。

どんなに私が毎日走り込みをしてもウサイン・ボルトに敵う日は来ませんし、化粧を塗りたくってもオードリーヘップバーンのような黄金比の顔にはなりません。

生まれ持った素質は確かに存在しています。

でも悲観しない

しかし、著者はこの違いを悲観するどころか歓迎しています。
誰しも得意なことと苦手なことがあり、完璧な人間は存在しない、だからこそチームで補い合えばよいのだという明快な答えを力強く述べています。

重要なことは「自分は何が得意なのか?」を見極め、「それが生かされる環境はどこか?」を探すことです。
就活で言うならば、前者が自己分析であり、後者が企業分析です。

戦略を立てる

自分の強みが見つかれば、それをどうアピールするか?が重要です。
ここでのアピールは誇張するという意味ではなく、「論理立てて説明し、納得してもらう」ということです。

これらの内容を著者の経験を豊富に交えて解説してくれているのが本書です。

戦略ってどうやって立てるの?
自分の強みがそもそもわからないのだけれど・・・
という悩みへの解決策も教えてくれます。

本を読むのは苦手!という方はこちらの動画がおすすめです。
森岡さんの熱血授業をご覧あれ!

面白そうだな、と思った方はぜひ本を手に取ってみてくださいね。

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それではまた次回!

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