あなたは砂漠で砂を売れますか?魅力のない商品を売れる商品にする方法+オススメの本一冊
こんにちは。QA広報のたからです。
QA公式キャラクター「くーすけ」のInstagramで好評いただいた「売れるブログやホームページのポイントや分析方法」を、note読者の皆さまへ特別にお届けする企画の第二弾!
今回のテーマは、「魅力のない商品を売れる商品にする方法+オススメの本」です!
"砂漠で「砂」を売るなんて・・・1"
どこまでも続く砂漠には砂なんてお金を払って買う価値なんてないやんね。だってそこで拾えばいいだけやん。でも、そんな不利な状況でもちゃんと「価値」を見つけられる発想方法をもってると、みんなの商品を売る力は格段に上がると思わへん?
どう?次のスライドに模範解答があるけど、ちょっと答えを考えてみて!
"砂漠で「砂」を売るなんて・・・2
"A.砂時計にして売る
砂漠で住む人、そこにいる人にとっては無価値な「砂」やけど、それを詰めて「砂時計」にするだけでお土産としての価値、時間を知る価値が生まれるんやで。そのほかにもナイル川で川の氾濫が多かったという情報を持っていれば「土嚢(どのう)」にし、防災グッズとして販売することもおもろい発想やと思わへん?
くーすけなら「サンドバック」にして売るかな(笑)ポイントはお客さんにとって必要な「理由」を想像してみることやで
"エスキモーに「氷」を売るには?1"
じゃあ問題。今度は砂じゃなく、氷の世界。目の前ぜーんぶ氷の中で住むエスキモーたちに「氷」をどうやって売ったらええかな?
「砂」を売るときに考えたような「理由」を想像してみて
"エスキモーに「氷」を売るには?2"
A.有名な彫刻家に作品を作ってもらう
そのままでは何の魅力もない氷やけど、例えば世界的に有名な彫刻家に氷を使ってオブジェを作ってもらう。そうすると住人の中でもアートに興味を持っている人には買う「理由」が生まれるやん?どう?
なんかおもろい発想できた?ほかにも「かき氷にする」「食材を適温で保つための冷蔵庫」なんて考え方も。
※アラスカでは食材が凍りすぎて調理できない問題がある
バンクシーが描いてくれた氷なんてあったらいくらになるんやろうか(笑)
”売れない言い訳をしない"
他よりも高いから
市場がないから
機能が無いから
デザインがないから
ブランド力がないから
こんな言い訳をするぐらいなら、砂や氷を売るように「売れる理由」を考えてみよう!
売れない、って決めつけるんちゃうで。視点や視座を変えるといろんなものが見えてくるんやで〜
"オススメの本はこれ"
「エスキモーに氷を売る」著者のジョン・スポールストラは、NBA(全米バスケットボール協会)で観客動員数最下位だったニュージャージー・ネッツを、27球団中チケット収入伸び率1位にまで導いた人物である。本書の魅力は、このスポーツビジネスを通して彼が商品を売るためにとった数々のマーケティング手法を、そのドキュメンタリーのなかで学ぶことができるところにある。彼の成功は確かに驚異的であるが、そのマーケティング手法はおおかたマーケティングの基本に沿ったもので、際立って目新しいものはないだろう。注目すべきは、与えられたビジネス条件を徹底的に分析し、持てる資源を最大限に生かしたその戦略であり、どんな小さな材料も効果的に利用したことである。とかくマーケティングというと企業は多額の予算を使った大きな戦略をとりたがるものだが、彼は大きな広告をうつよりも、時には顧客それぞれに直接アプローチする方が効果的なことを知っていた。(Amazon紹介文より)
答えは載ってないけど、めちゃくちゃ考えさせられることがあるからオススメの一冊やで!
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