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相撲警察と、日本のメタル・ジャーナリズムについて⑤

相撲警察と、日本のメタル・ジャーナリズムについて⑤

全く読まれない大相撲関連の文章を5回にも及ぶ長さで書きなぐることで、どんどん読者を置いてけぼりにしている気がする。

その上で、「この続き物的な書き方は非常に読みづらいし、面倒くさい。公開するなら勝手に自分で一日ずつ書いて終わったらまとめて公開しろ。」と妻にも言われた。それはその通りな気がしてきた。

この場所は、読まれることより書くことのほうがプライオリティが高い場所なので、それでもお読みくださ

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相撲警察と、日本のメタル・ジャーナリズムについて④

相撲警察と、日本のメタル・ジャーナリズムについて④

本稿では、大相撲だったりヘヴィメタル音楽だったり、ある領域?での決まりだったり慣例だったりとかを新参のファンに対して厳しく注意したりする「○○警察」な方々の行動から考えたことについて書いているが、別にその行動をどうこう言いたいわけではない。そういった「警察モード」の功罪なり、文化的な意味について客観的に考えているだけだったりする。

前回触れた日本のヘヴィメタル専門誌「BURRN!」が、1980年

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相撲警察と、日本のメタル・ジャーナリズムについて③

相撲警察と、日本のメタル・ジャーナリズムについて③

ここのところ書いている、「相撲警察と、日本のメタル・ジャーナリズムについて」、前回は、大相撲とヘヴィメタル音楽の文化的ありようの共通点、各々のプレイヤー(力士・ミュージシャン)の存在が「一般の人と差別化されている」であるがゆえに、本場所の取組や楽曲とは別のところが注目される、という特性について書いた。

今回こういうことを考えるきっかけになっているのは、若い大相撲ファンの振る舞いを注意する「相撲警

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相撲警察と、日本のメタル・ジャーナリズムについて①

相撲警察と、日本のメタル・ジャーナリズムについて①

先週は、平日に仕事時間を調整して両国国技館で行われた「大相撲ファン感謝祭」に行ってきた。文字通り、日本相撲協会のファンイベントなのだが、これは極めて良いイベントだった。内容も良かったが、仕事目線で見ても、イベントのオペレーション的にも、導入されているシステム的にも、あまりこういうイベントをやっていないととかくバタバタして問題が続出しがちなところ、とてもスムーズに運営されているように見えた。

ゆえ

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1005「彼岸のファンタジー」

1005「彼岸のファンタジー」

ニューヨークの秋というものは非常に短く、夏が終わった、秋だと思ったら息つく暇もなくいつの間にか冬になっていたりするが、今朝はもはや気温的にも空気的にも冬になりつつあって、寒くなると稼働する決まりになっている建物のセントラル・ヒーティングも起動した。日が沈むのも早い。冬だ。

昨日は、日本唯一のヘビーメタル・ハードロック専門誌「BURRN!」について書いた。

昨日書いていて思ったけど、文字数が

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1004「令和元年のホワイトスネイク」

1004「令和元年のホワイトスネイク」

一昨日? 昨日? よくわからなくなってしまったが、成田から帰ってくる直前に、子供たちに日本の雑誌や本を買った際に、ANAのチェックインのところの右奥のツタヤで、珍しく日本の雑誌を一冊購入した。その雑誌とは、知る人ぞ知る、日本唯一のヘビーメタル・ハードロック専門誌「BURRN!」だ。書店に並んでいたのが、創刊35周年記念の超特大号、過去35年の表紙や、年ごとのヘビーメタル・ハードロック業界での事件や

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