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華燭の典
花がある生活が潤いを与えてくれている気がします。
家族を繋ぐコミュニケーションツールとしても活躍していると思います。
先日、芍薬(シャクヤク)を買いました。
『立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花』
と言われるくらいの花、芍薬。
これは、芍薬はすらりと伸びた茎の先端に華麗な花を咲かせ、まるで美しい女性が立っている姿のようだという説があります。
また芍薬は立って見るのが一番美しいという説もあるようです。
「薬」と名前につきますが実際、根は、収斂・消炎・鎮痛・抗菌・止血・浄血・抗けいれん作用がある生薬だそうです。
購入した芍薬には、
華燭の典(かしょくのてん)
という名前がついておりました。
「華燭」とは祝いの席などに用いられる華やかな灯火を意味する語。
「典」は儀式を意味する語。
すなわち婚礼・結婚式を指す雅な表現。
となんとも素敵な名前です。
購入翌日
まだ蕾のような形状で、
これからどのような変化が生じるのか、大変楽しみです。
購入2日後の朝
昨日から状況が一変しました。
横から見ても明らかに開いてきました。
こんなに花びらが詰まっていたことを知り、とても驚きました。
購入2日後夕刻
朝よりもさらに花びらが広がっていました。
なんだか多幸感という言葉が浮かんでくる、そんな充実感です。
購入3日後
佇まいに気品ささえ漂ってきました。
溜息が出そうな迫力に圧倒されます。
立ち姿が美しいという比喩にも納得です。
素晴らしい。
購入5日後
かなり開いてきました。
お店の方からも、花が重量があるので、倒れないように花瓶は大きめのものを使うようにアドバイスされました。
この頃から花瓶を大きいものへと換えました。
まだまだ美しさは健在です。
この3日後ほどで中心部が開き、雄しべや雌しべが露出してきて、次第に萎れていきました。
おわりに
食卓に置いていましたが、芍薬は花のボリュームがありインパクトもその分大きく、蕾から開いてやがて萎れていく過程を日々観察していくことは、子供にとっても大変よい機会になったと思います。
これまでに紹介した花に関する記事も挙げておきます。
おしまい
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