【断捨離】蔵書の新陳代謝に着手
「資料作成が自転車操業の如く迫っていてなかなか着手出来ない」
もはや上記の台詞の言い訳は通用しなくなってしまった今日この頃、
在宅勤務に当たって本年度の頭当たりから購入したり、職場から持ち込んだ資料で溢れかえった本。
加えて仕事に直接関与しない書物、あるいは趣味の本。
それがそびえ立つ塔として狭い一室で、高さを増したかと思うと崩壊し、複数に分かれて、時に音を立てて崩れる。
それらの光景に見かねた家人も呆れ果てている。
「わかっています」
資料が増えると、充実しているようで、物を探す時間に費やす時間が長くなる時があり、その都度、自己嫌悪にすらなっていた。
部屋の書棚からはみ出た本の塔を無意識に視界に入らないようにしている自分がいた。
これは勢いである。
とにかく年単位で開いていない本がまず標的だ。
小説などは古いモノは中学の頃に購入したものも含まれているが、そんな思い出は振り返らず。
読んだもの、いつか読もうと思って積ん読していたもの。
それぞれあるが、これまでに読み返しても読み始めることも無かったこれらには、一旦のサヨナラを告げることにした。
勢いを加速させる。
手にとってパラパラとページを繰っていると、よからぬ考えが浮かぶので、冷徹に。
そして今日の新陳代謝を高めてくれそうな燃料となる書籍が出て来た。
『本棚にもルールがある・成毛眞(ダイヤモンド社)』
『蔵書の苦しみ・岡崎武志(光文社知恵の森文庫)』
『汚い部屋から今度こそ抜け出す本・村越克子・笠原恭子(コスモ文庫)』
『モノに振りまわされない!片付けのコツ・金子由紀子(だいわ文庫)』
『捨てる技術・羽生善治(PHP文庫)』
なかなか目視でボリュームが減らない本の山を見ては溜息をつき、上記書籍などに目を通しながら鼓舞していった。
書類ケース7箱
プラスチックのケースにとにかく収納していき、なんとか7箱分は本棚や周辺にはみ出していた本を取り出すことが出来た。
いずれにしても必要に迫られたり、興味に応じてこれからも増えるのだからとにかくスペースを確保しないとどうにもならない。
よって手始めには上出来だと思う。
それでも与えられている書棚に入る容量で、という家族間の取り決めが未だに破られたままである。
第2次、第3次と冷徹な断捨離を敢行しなければ。
夢があります
「生きた書棚」にしたい。
場所によっては、立てて並べられている棚の手前に横積みに本が積まれており、背後の背表紙が完全に隠れている。
本の冊数としてはなんとか本棚に収まっているものの、「みえないものはないもの」になりかねない。
いや、既にある程度なってしまっている。
そうするとデッドストックということになってしまっている。
場所代だけをムダに払っていることに他ならない。
見る度に「あ、あれを読みたいな」とワクワク出来るような本棚にしたいのである。
おわりに
新陳代謝が活発な本棚にどうにか戻したい。
そう思いながら、ようやっと令和になっては初の大規模断捨離。
よりこれからの素敵な本との出逢いのためにも、過去との訣別を進めていきます。
おしまい
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