「つまんねー!」と思う仕事にこそ改善の種は潜んでいるぞという話
入って数年の仕事はつまんなかったりしますよね
入社して数年、ちょっと閉塞モードになっていた時期があります。
社内の依頼によってDB作ったりとか、お客様からの問い合わせに答えたりとか、ルーティンで処理流したりとか調べものしたりとか、いろいろしてたんですけどね。
なんというか、今思うとつまんなかったんですよ。
今から思うと、いわゆる統計分析とか、知識も何もなくすぐにできるものじゃないし、情シスでのキャリアも中途半端な感じだったし、一から構築できる案件がなくて「とりあえずルーティンをやらせて経験を積ませるか」みたいな感じだったと思われ。
さらに、全体的にチーム全体のやる気が少な目で「余計なことすんな」的な雰囲気がただよいまくっていて、もうなんだかねえという感じ。
こんなの予想外ですよ。
ストレスがたまってちょっとおかしくなる
さらに、当時は地方に住んでいたこともあり、あらゆるところに人の目があるような感じでちょっとおかしくなってしまいました。
プチストレスがたまるみたいな感じ。
今は町の様子も変わって移住者も増えてそんなことなくなっていますが、当時はもう、人間関係の何もかもが職場にあるという雰囲気で。。。
なんというか、仕事とは別の意味でしんどすぎました。
毎日お酒を大量に飲むようになってしまったのもこのころです。
夜中にふらふらと外に出て徘徊したりもしました(地方の夜だから誰もいないけど、今考えると危険)。
このあたりは人によって向き・不向きがあるなあって思っているのですが、地方って、全体として「一人でできる娯楽」が少ないんですよ。
本屋なんて電気屋と合体しちゃっていつも同じ本+新刊くらいしかない。
STEP1:職場の雰囲気を変えてみよう
そんなとき、みなさんとっとと帰ってしまい、私一人だけで調べものしてちょっと残業していたら、ふだんとても影の薄い課長に「どうしたの? そろそろ帰ったら?」と声をかけられました。
今思うと「タイミング」を計っていたのだと思われます。
それをきっかけに部署について思っていることをぽつぽつとしゃべったのですが、そこで思わぬことを言われました。
「だったら、あなたが変えてみたら?」
で、あいさつから始めたら変わったよというのがこの話。
STEP2:仕事を深掘り+効率化してみよう
そしてさらに、ルーティンでやっている仕事も、社員やパートさんと話をしているうちに、あれこれ改善の「種」があることに気づきました。
・これが大変なのよ
・この仕事ならこうすると早いわよ
・この作業なら私たちに任せて
・これは事前にやっておけるといいんだけどねえ。。
ふーむ。
まあしかし、職場の雰囲気的にはやる気ナッシングだものですから、話を聞きつつ、任せてもらった仕事について「こうしてもいいですか?」みたいなことを確認しつつ、マニュアルやプロセスに少しずつ手を入れていきます。
あまり大々的にやると反発食らうので、雑談の中で少しずつね。
そしたら、今までよりも早く仕事が済むようになって、もう少し全体を考えられるようになり、任せられる範囲が増えていきまして、評価もしていただけるようになりました。
つまらない部署は、自分を成長させるチャンスかもしれない
今思うと、文書の作成や顧客対応、データ入力管理・分析、パートタイム社員管理など、その後の仕事に役立つことがたくさん詰まっていた部署だったなと思っています。
その後も「なぜ私がここに?」という異動は何度も経験することになるのですが、
「この部署では何ができるだろう?」
「自分の能力が発揮できる場所はどこだろう?」
「空いた時間では何をしようかな?」
といった考え方をするようにしています。最後が割と大事で、社会人としてのスキルアップを考えて行動することって大事だと思うんですよね。仕事を進めるうえでの一工夫的なところ。
マナーとかちょっとしたこととかも、意外にプラスポイントになるし。
ルーティンで修正する作業を関数とかで楽にするとかね。
仕事は、大変かもしれないけど、もっともっと楽しくできると思います。
・おしまい。
・
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