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情シスにはどんな人が向いている?

いきなり放り込まれたのがキャリアの始まり

 先日の記事に書きましたが、私は希望も何もせずに情シスに配属された口です。

 配属されて2週間後くらいには、COBOLのマニュアルを机の上にドーンと置かれて「とりあえずやってみろ」と言われてました。

 なぜこうなった。

 実は情シスでこういう人、結構知っております。
 半面、入ってから「やっぱ違う」っていう人とか、まったく合わなかった人もいます。

あまりその仕事に思い入れがないと、期待とか先入観とかないから、
意外に水があっているとか、結構あったりするんだぜ

 仕事範囲、めっちゃ雑多ですからねえ。。。

サービス精神旺盛な人が向いている

 実は一つこれがあると思ってまして、情シスってわりとサービス業なんですよ。

 実例はこのあたりに載っていますが、社内のお悩み相談室的な要素がとても強い部署だと思います。

 なので、世話好きで生き生きとユーザ対応されているおじさん、何人も知っています。

コミュニケーションが得意

 これもありますね。個人的にはこのあたりを重視しています。

・相手の思っていることをうまく引き出せる
・ユーザとよい関係性を築ける
・耳の痛いことを角を立てずに言える

 大事なのは「使いっ走りにならない」こと。あくまでオーナーは経営陣で、ユーザはそれを実現するための協力者的に考えておいた方が良いです。

 あと、連携多いんですよ。対立しないようにうまくやれるのって、スキルだと思っています。

自分で調べて解決していくのが好き

 開発自体を外注していても、コードがある程度書けて、どうやって開発していくのかみたいなことがおさえられているとよいと思います。

 実務はやらなくても「どうすれば解決できるか」を知っていると、委託先の信頼も得られますし。

 あと、ここにも書きましたけど、適度なロジカルさが必要です。

 私自身は、もともとプログラミング自体はまったくノー経験というわけでもなくてですね。小学生のころからPCが家にあって、LOGINとかの雑誌が家にあって、試しにコード書いて遊んだりはしていました。

 同じような人、何人か知っています。

無茶な課題にもひるまない、試しながら考えられる人

 これ、わりと大事だと思うのです。

 マネージャーなんぞになると、DX関連なんかはめっちゃ無茶ぶりされますからね。そこでひるまず、考えながらユーザと手を取り合って推進することが大事です。

 なんでこんなことを書いているかというと、結構SIerさんからの転職組で、「想定と違った」とか「疲れた」とかなっちゃうケースを見ているからです。

 職種として、SIerさんと情シスって、求められているものが全然違うので(個人的にはITコンサル的な人が水が合っているなと思います)「発注する側の方が楽」みたいな気持ちでの転職は止めた方がよいと思います。

 今は情シスについての本もたくさん出ていますので、転職を考えられている方は、先にある程度職種研究をしてからが良いと思います。
※そして意外に給与が安い情シス。。。


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