システム開発で、連絡が来ないケースにどう対応する?
情シスあるあるですよね
わりとこれでは痛い目にあっております。
問題は、クローズした案件について、はるかに期限が切れてから「ごめんあれ、やっぱやるわ。今すぐやってほしいんだけどできる?」みたいなことを言われると「きいいい!!!」とかなりたくなりますね。
連絡が来ないときにそのままにしておかない
まあなので、連絡が来ない場合はこうしております。
結構大事なのは一番目でして、事業部門の担当者は「忙しいから催促が来るからしばらく置いとくか」みたいな形になることが多いものです。
で、催促が来たら「やべ、やんなきゃ」みたいな形であわてて動きだしたりするもんで、そんな相手のペースに巻き込まれたくないですよね。
そうならないためにも、扱いをしっかり決めておかないと後になってもめますぜ。
一番まずいのは、自分が忙しいからと言って放置しておくことです。
期限は情シス側で決めてしまおう
なので私はこうしてます。ユーザは決めないですしね。止めるときには意思を持って決めて、期限を決めておきますよ。
以前もめたのは、情シスで決めている期限を大幅に超過して見積取り直しになったら、予定していたエンジニアの方が他案件に行っちゃってて当時の条件と変わった見積になっちゃったときですね。
「条件変わりますよ」って伝えてたんだけど、それが担当者のところでにぎりつぶされてて「いや、まだ大丈夫です」なんてやってた。
ここで自分がまずかったのは、状況を情シス側のマネジメント層にしっかり伝えていなかったことです。定期的にユーザ側へのリマインドはしてたんですけど「こういうのは情シスからもアラート上げてくれないと困るじゃないか(怒)」なんて言われてしまいました。
上司の立場、丸つぶれ。
今は大事な案件が「やべーなこれ」みたいになったら、期限を明示して、これ以上になると条件交渉からし直しになるよって伝えてます。
結構、担当者ではどうにもならない状況になっていることが多いので、関係者のマネジメント層に状況がしっかり伝わるようにということを心がけるようにしています。
しかし、どうやってもシステム開発はもめますねえ。開発そのものと関係ない部分でもめるですよ。
そして大事なのが意思決定。「意思決定はユーザのもの」なんて思っているうちはまだ情シスとして半人前な気がしますね。
「人を動かす」というスキルも大事です。この本にはずいぶん目を開かされました。そもそもの人の気持ちに寄り添うことが大事だということを教えてもらいました。
おしまい。
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