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プレッシャーをかけるのと感情的にどなるのは別ものですよ

自分の感情をぶちまけるやり方はどうも好きになれません

 まあいろいろあるんですけどね。

 今まで何人かこういったスタイルでやられたことがあって、心身を壊したりもしているもので、感情を人にぶちまけるという行為は、それだけで「ダメだー」と思ってしまいます。

叱ることでプレッシャーをかけるとやる気になるというのは大いなる勘違い

 これ、恐ろしいことに、過去の上司の方複数名に言われているのです。

 プレッシャーをかけてやる気にさせたかった
 へらへらしてるので喝を入れたかった
 ここは俺が言わないとダメだと思った

 こういうのは真っ向から相手しないようにしてます。

こういう人は大体出世コースから外れているので、相手超めんどい

 ちなみに、下の記事では「もう絶対的にアカン」と思ったので上司を訴えたわけですが、二次上長から「言葉は過ぎたが育てようと思って言ったことだ」みたいなことを言われたわけですが、そんなのダメですからね。

 人格攻撃している時点で、もうアウトなんですよ。
 それだけ。

 あとは、相手も「人」なんでね。

 たまに言葉が走ってしまうこと自体はあるわけで、それを「もうしょうがないなあ」と流せるか、「言ってはいけないことを言った」として問題にするかというのは、言われた人の判断だと思います。

 個人的にはこういうのは二次上長がしっかり指導すべき。
 指摘されて「すみませんでした」と素直に謝って改善されるケースっていうのもわりと聞いております。

逃げ場がなくなるような叱り方がとにかくNG

 次にこれですね。いろいろなポイントがあるけれど「感情的に怒鳴る」というのがとにかくダメだと思う。

 そしてさらに「逃げ場」をなくすようなしかり方って駄目だと思うのです。延々、ネチネチ、さらにはチーム全員の前で完膚なきまでに叩き潰すとかね。

叱るときには「逃げ場」を作っておくことが大切

 いろいろありますが、叱られたことが「実」になるようなしかり化をしてくださった上司の方は尊敬しますし、参考にさせていただいています。

 私の場合、今はこうしてます。

・指導するときには、その人を呼んで別室で指導する
(呼び出していることが他の人にも何となくわかるようにする)
・まずは、どんな状況だったかを本人から聞く
・何を指導したかは他の人には言わない
・具体的に指導する
・ちょっとしたことが積み重なっているケースは、考課面談で指導する
・面談では、指導する内容は一つにしぼる
・人格否定しない
・指導して聞かない場合は、人事考課の改善事項に入れる

 いろいろあるんですけど、ポイントは「怒らない」ことだと考えています。一時期悩んでたんですけど、この本を読んで、しかり方は変えました。

言われて叱るのは絶対的にNG、叱ったふりをして叱ったというのもNG

 マネージャーになってみると「言われて叱る」ということってあったりしますが、これはいろいろな意味でよくありません。

 あくまで自分が納得した範囲で叱ります。
 そうでなければ、面談はするかもしれないけど、叱りません。

 あとは、新米マネージャーさんでよくあるのは、本人をちゃんと指導せずに「はい、言い聞かせました」みたいに言っているケースですね。
 これ、ばれてますからやめた方が良いかと思います。部下にも馬鹿にされるし。

相手のために叱るという考え方で向かい合うことで、相手がついてくる

 最後にここですね。相手のために叱るんです。ちなみに私が一番応えたのは、二次上長に呼び出されて

 「今のままだと正しく評価されない、もったいないよ」

 と言われたことであります…!これは応えるよ。

 あと、別の上司で、問題のある個所を淡々と列挙して、メールで送りつけられたこともありますね。そのうえで、それに対する具体のコメントは全くなく。言えばわかるだろうみたいなね。

 まあ、いろいろあるんですけど、相手を変えるための𠮟り方って難しいと思います。あとは、すぐに変わらないと思ったほうがよい。

 継続的に指導しようとするのなら「質問を重ねて、考えさせる」「正解は教えない」という姿勢って大事だと思うのです。そういった意味ではこれは良書。

 まだまだ、改善ポイントはあるんだろうなあ。。。

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