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テレビが嫌いになる

私は小さい頃からテレビっ子でした。大人なってもドラマを中心にバラエティなども楽しんでました。見たいドラマがある日は残業を拒否して家に真っしぐらに帰っていました。
だけど最近は見ていてイライラすることが多くなりました。クイズ番組などで常識的で簡単な問題も答えられないおバカタレントを見せられること。バカさ加減を見せて面白がってもらおうという意図だろうけど、そんなことで喜ぶと思われているとなると、バカにされているようで不愉快です。
中でも一番頭に来るのはバラエティでクイズなどが出た後、よく出る「答えはCMのあとで」のフレーズ。
結果を早く知りたいのに、イライラしながら待つ時のあの腹立たしさ。こんな気分の時に見るコマーシャルは嫌悪感しがありません。「こんなもん絶対買わねえよ」と感じる視聴者心理も分からず、どの番組も延々と同じことを繰り返す愚かしさ。テレビマンはもちろん、それを許すクライアントも何も気づいてないのでしょうね。
それに番組の流れを途中でぶった斬るものだから、番組再開後は少し巻き戻して同じものをまた見させるのも腹が立ちます。すんなり答えまで導いて、CMに入ればストレスもたまらずCMにも好感がもてると思うのですが、そう感じるのは私だけでしょうか。
だから最近はCMのないNHKの番組をみることが多くなりました。それはそれで堅苦しい言い回しも気にならないわけではありませんが。やはりクイズの答えがストレスなく分かるのは気分が良いですね。
もちろんこれが原因でテレビ離れが起きているわけではないと思いますが、ゴールデンでも金太郎飴のような番組ばかりで、しかも見たいと思う番組は殆どありません。
以前勤めていた会社に映像部門があって、安い制作費でみんな必死に仕事をしていたことを覚えていますので、現場が手抜きしているとは思いませんが、どこか甘んじているところがあるのではないでしょうか。
私のような爺さんでもYouTubeを見出すのは右に倣えの古い業界体質に嫌気がさしているからかもしれませんね。


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