IQ記事

IQに差があると話が合わないのは本当?

IQ=知能指数はみなさんご存知かと思います。

そこでよく言われることがIQに差があると会話が合わないとよく言われています。諸説ありますが20だったり40だったりと言われています。

今回は本当にそのようなことがあるのか?話していきます。

IQって何?

IQと一言で言ってもどんなものかはわかりづらいです。高ければ勉強ができるのか低いと勉強はできないのかと思いがちですが決してそんなことはありません。私自身IQは190ありますが学校の勉強はできず学年成績なんて下から数えたほうが早いくらいでした。

IQは知能指数なのに勉強とかとは関係ないの?となりますが本来IQとは思考能力のことを示します。例えば持っているボールから手をはなしどのようにボールが落ちるのかどうバウンドするのかと言った確率事象や多角的視野を持っているかどうかです。空気抵抗・風・地面の凹凸・自分の力加減これらをすべて計算しようとするのかしないのかということになるのです。

I Qは中央値が100と言われそこから前後15で平均値と言われています。つまり85−115がほとんどだということです。僕が最後に確認した文献では人類の7割弱がその範囲内にあると記されていました。

では天才と呼ばれる人たちは検査ミスなんじゃないか?と思うぐらい平均値から逸脱している人が多いですね。でもそれはミスではありません。IQとは70以下130以上は異常値と言われています。つまり僕も異常者です。

IQの平均値外の人はどれくらいいる?

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7割弱が100前後なのに自分の周りにもっと高い人が数人いる。という意見も以前この話をセミナーに出させていただいた時に言われました。そりゃそうです、人類の7割ですよ?3割、70億人として計算しても21億人は異常者なのです。そこから子供大人に分けて子供は約19%大人が約81%となります。均等に分けられるものではありませんが21億人の割合を子供大人の人口割合から出して見ると子供約4億人:大人約17億人となります。さらに日本の子供の割合を出していくと約0.25%になり、日本にも四人に一人は異常者がいることになります。

1クラス30人とみて7人以上いることになりますよね?それはもう周囲に何人もいることになりますので何もおかしいことではないです。

ちなみに大人は約0.22と子供よりも少なくなります。

※上記の計算は以上数値の計算なので70以下130以上の異常値になりますので全員が高いわけではありません。低い人も入れた推定数です。

IQの高い人と低い人は話が合わないのは本当?

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結論から言いますとこれは根も葉もない俗説です。

もっと細かくいうのであればIQが低い人は高い人の思考パターンに気づくことはできませんが高い人は低い人の思考パターンに合わせることは可能です。

つまり高い人が合わせれば会話は可能です。

私自身でよくあることといえば伝わっていると思い込んで、前の会話で話したことなどのいちいち説明したりせず端折って会話を進めたりします。これはついて来れない人からしたらどんどん話が先に進みなんのことを言っているのか分からなくなりやすいです。

先いほどボールの例えで確率事象や多角的視野という言葉を使いましたが、いわゆる変則的な条件を変数として計算に入れて思案することができるのかということです。

IQが高い人は総じて一つのことに関して様々な可能性を考えパターンなどを見つけ出す能力がとても高いです。これには弱点もあり、答えが明確でないものには複数の答えが頭の中に出てきて絞れなくなります。

逆にIQの低い人は与えられた一つの情報がすべてであり、それ以外を思考材料として取り入れないのです。これでは限られた手札で答えを出さなければいけないということになります。見えるはずのものが見えない、いわゆる視野が狭いということになります。

IQの高低よりも大切なEQとは!?

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ここでIQとは異なるEQというものがあるのでこちらも説明させていただきます。会話が合う合わないということについてとても大切なことになります。

EQとは比較的最近見つかったもので明確な定義はありませんが「心の知能指数」と呼ばれています。EQでは明確な数値はありませんがIQと同じような数値を使われていますので85〜115が平均値だと思っていただいて良いと思います。

IQと何が違うんだ!となりますが、先ほどIQは思考能力つまりは考える力だと言いました。EQは協調性や共感能力、感情コントロールと言ったものになります。他人の精神状態や機嫌などがみてわかるかどうかということや、仕事などで協力をするグループワークなどでも必要なものです。

EQが高い人によくみられること

・他人と比べない
・過去を引きずらない
・完璧を目指しすぎない
・自分のペースを守る
・根にもたない

EQが低い人によくみられること

・常に人と比べている
・過去と今を比べて自分のペースを見誤る
・常に完璧を目指し自分を追い込む
・悪意のある行動が強く他人を攻撃することが多い
・承認欲求が強い

このような違いがります。

今のネット社会と言いますかSNS社会と言いますか…匿名で個人を攻撃できる社会において後者が圧倒的に多いです。

いくらIQが高かったとしてもEQが低ければ会話など成立しないのです。

IQが高くEQの低い人はサイコパス とも言われています。自分の欲求だけを優先しそれに伴う人の感性は全く視野に入らないので当然と言ったら当然です。

何が重要なのか

IQが高くてもEQが低ければIQが低い人と合わせるということをしないので会話は成立しません。

つまりIQが高いから会話が噛み合わなくなるというわけではなく、いかに相手を思いやり汲み取って会話ができるということになります。

EQが低くてもなるべく人を理解しようとしている人もいます。そいういう人は分からなければその人に聞けばいいのです。プライドが許さないというのであればそう思う人とは会話しなくていいんじゃないでしょうか?仲良い人と話す時にプライドなんて入りますか?ないですよね。

IQ高い人は基本的どんな人とでも話せる才能の持ち主です。自信を持ってください。
IQが低くても分からなければ分からないといえばいいのです。わかるまで聞けばいいんです。

最後にIQの高低、EQの高低についてみられることはもっと多くあります。今回は会話の成立について話させていただいたので一部だけのお話しですが、IQが高い人特有の悩み、低い人特有の悩みももちろんあります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

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