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すべてはスパイラル(螺旋)で進化するヒト、トレンド、カルチャー、思考そしてビジネスもこれからのオフィスは、「ビジネススパイラルオフィス」

はじめまして。私たちは麹町・半蔵門エリアでシェアオフィス『パズル一番町』を運営しております。
正式にいうと私たちが運営しているのは、いわゆるシェアオフィスではなく、ビジネススパイラルオフィスというものです。

「ビジネススパイラルオフィス?なんじゃそりゃ!?」と思いますよね。
そう思って当然です。
これは私たちが実現したいオフィスの在り方を追求した結果、うまれた新しい名称だからです。

「ビジネス」「オフィス」はイメージできますが、なぜ「スパイラル」なのか。
記念すべき第1回目の記事は、私たちの根幹になるこのビジネススパイラルについてお話しさせていただきたいと思います。

■そもそもスパイラル(螺旋)とは


スパイラル(螺旋)はよく耳にしますが、改めてスパイラルとは、

・スパイラル(Spiral):螺旋、連鎖的変動

だいたいこの言葉で集約されています。
そして螺旋とは、3次元曲線の一種で、回転しながら回転面に垂直成分のある方向へ移動(上昇または下降)する曲線であると。
(wikipedia より参照)

スパイラルなものを想像するとき、まず浮かぶものは螺旋階段や巻貝などでしょうか。
よく見ると、この螺旋の曲線と動き、とても興味深いと思いませんか?

私たち人間もですが、全てにおいて、世の中のトレンド、カルチャーやそしてビジネスにおいて、ずっと同じ場所・状態で存在することは難しいですよね。
これらは、常に「進化」することで継続し、未来へつながっていきます。
この「進化」をどのようにしていくのかと考えた時、私たちはこの「スパイラル」に辿り着きました。実はこのスパイラル(螺旋)、調べていくととても奥が深かったのです。

■昭和レトロが令和に再ブレイク。これはスパイラルによる進化か


昭和の時代に流行したいくつかの商品についてのwitter調査で、ファミコン、写ルンです、たまごっちなどといった昭和レトロな復刻商品がこの令和の時代に再ブレイクしてるいという結果が出ました。
 「ファミコン」は、任天堂から発売された家庭用ゲーム機で、低価格、高機能、ゲームソフトの充実で爆発的にヒットした商品ですが、これが2017年「ミニファミコン」として復刻版として発売され、Twitter上で大変話題になりました。
 また「たまごっち」は、小型ゲーム機の中でキャラクターのお世話をして育成するゲームですが、令和においては、更に進化してポケットモンスターの人気キャラクターである「イーブイ」を育てられる「イーブイ×たまごっち」が発売され大きな話題となりました。

さて、ここで注目したいのは、この昭和レトロなプロダクトが「どのように進化」し再ブレイクを遂げたのか…。

ファミコンは、あえてサイズを小型化して売り出すことによって、ファミコンのコンセプトやゲームコンテンツはそのままに、世代を超えて令和を生きる若い世代に受け入れられました。
たまごっちにおいても、昭和の時代のコンセプトはそのままに現代の人気キャラクターとのコラボレーションをすることでいわゆるZ世代に受け入れられました。

この進化の過程を分析していくと、
(1)当時のコンセプトやメインコンテンツはそのまま
(2)原型のコンセプトをもとに+αが加えられている

大きくはこの2つのポイントが挙げられます。

そして、(2)の+αが、この昭和レトロプロダクトの再ブレイクに大きくつながっているということが重要だと考えました。
ではこの+αはどうやって導き出されたのでしょうか?

+αを生み出すとき時、ターゲッティングやマーケットリサーチが行われたことは当たり前に想像できますが、さらに新たな価値を生み出すために「プロダクトへの新たなインプット(知識の上積み)」「コミュニケーション」「アイデア創出の場」など色々な要素を絡め合い、この+αが生まれたのだと考えます。
その動きと進化がまさにスパイラル(変動的連鎖)によって生み出されていることに着目しました。
この動きとは、単純にマージされたり、何かを間引いた・・・といったものでなく、これらの要素が絡み合い、右に左に動きつつ、遠心力を利用して上昇する、まさにスパイラルな動きによって誕生したのではないかと。。。

いくつもの要素が絡み合いスパイラルアップする

わかりやすい例えをあげると、ファッションのトレンドについてよく耳にしますよね。
それは、ファッション業界の「リバイバルファッション20年説」といわれるもので、20年くらい前のトレンドがもう一度流行るという現象のことです。
ファッションも20年前のものが根幹はそのままに、+αの変化をつけて流行していきますよね。

その例として、Z世代にリバイバルブームを起こしてるファッションの一つとして「古着ファッション」があります。(懐かしい~(笑))
「古着」は90年代に大流行しましたが、この古着がSNSの普及により、古着の着こなしやその解説を含めて拡散されたこと、そして当時にはなかった「サステナビリティ(持続可能性)」の高まりがプラス要素となり、実際に少し前に流行したファストファッションより質の良い古着は持ちがよく、長く着れることで新たな価値を創り出し、Z世代が注目するファッションとなっています。

ではここで再び「スパイラル(螺旋)」を着目してみると、、、
螺旋状で進化するものが沢山ありますが、例えば、DNAの構造はまさにスパイラルで描かれています。そのほかに、ブラックホール、そしてサグラダファミリアの螺旋階段も有名ですね。ファッション業界のトレンド説を含め、何かを生み出し、進化する表現としてこの「スパイラル」が使われるのにはきっと意味がありそうだ。。。と。

DNA、螺旋階段、ブラックホールすべてスパイラルの形状と状態。そしてビジネスも…

私たちのビジネスも同様に、先ほどあげた「知識(インプット)」「人とのコミュニケーション」「アイデア創出の場」といった要素が大きく絡み合い、スパイラルのように遠心力をつかって上昇することでビジネスをスケールできるのではないかと考えました。

ニューノーマルが進み、働きかたや働く価値も大きく変化する中、ビジネスも働くオフィス(場)も今までと同じように「単純に効率よく仕事をする場所」ではなく、新たな価値を生み出し、個のビジネスをスケールさせ、個の能力を最大化させることができる「場」が、必要であると私たちは考え『シェアオフィスパズル一番町』を『ビジネススパイラルオフィス パズル一番町』と再定義しました。

パズル一番町には、ビジネスをスパイラルさせる「場」だけではなく、ともに考え、スケールをお手伝いするフェロー(仲間)がいます。

このフィールド(場)を、ぜひうまくご活用いただき、お一人おひとりのビジネスをスパイラルによって大きくスケールしていただきたいと思っています!

▼パズル一番町 サイト ※まもなくサイトがリニューアルされます!

もし「ビジネススパイラルオフィスってどんなもの?」と少しでもご興味いただきましたら、ぜひお気軽にお立ちよりいただければと思います!


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