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刺しゅうをすること、絵を描くこと〜しあわせ刺しゅう時間5〜

こんにちは、ぷるるです。

刺しゅうの日々をつづるこのシリーズ。
今はセリアの布カレンダーに刺しゅうをしています。

年内には完成させ、額に入れて飾るぞーと張り切っていましたが・・・

いましたが・・・

「この図案、むつかしいぞ・・・」と突然気づきまして。

赤丸が図案の完成形です・・・なぜ自分にもできると思った?


しかもサイズの関係上、師匠(刺しゅう作家の川畑杏奈さんに、許可得ず弟子入り中)の見本よりも小さなサイズで縫わねばなりません。

ちなみに師匠の見本は2.5cm、私のは1.7cm。

数字でみるとそれほど違いを感じないのに、いざ下絵を写そうとしてびっくり。

小さすぎてチャコピーでのトレースが無理


仕方ないので、チャコパーで直接描きました。

絵が描けて良かった!と思った瞬間です。

そしたらなんか急に気後れしちゃって。
つい師匠の別図案、「夏の花々」に逃避!

花なら上手く刺せるってわけじゃないのに。
しかも夏の花って。もう秋なんだけど。

せめてチャコピー跡を消して、アイロンかけるべきでした。

そんな時、前回の刺しゅう記事にあたたかいコメントをいただきまして。
それを読んだら「がんばろう、布カレンダーやりたい!」と思いました。
(インソムニア様、本当にありがとうございました)


反省したら即実行です!せめて刺しやすいようにと、小さめ刺しゅう枠をゲット。

お多福、君のために8cm枠を購入したよ・・・

色数の少ないおたふくさんから挑戦することにしました。


前からうっすら思っていたのですが、刺しゅうって糸で描く絵のようですね。

どの絵の具を使おうかを考えるのは、糸選びと同じ。
例えば「雨」をどう表現しようかを考えるのは、どのステッチを使うか悩むのと似ている。

わたしは昔絵を描いていて(今は長期お休み中)、中でも絵の具で下描きに色をつけていく作業がたまらなく好きでした。

夜中に一人で塗りながら「し、しあわせーーー!」と叫んだりしていたわけですが、このハイになる感覚も、刺しゅうと同じ。

そのせいか、最近刺しゅうをしていると絵を描きたくなるんです。

Tシャツに刺しゅうをして、それを着て出かけるのが当面の目標でした。
でも、「その図案は自分で考える」ってのも目標に加えようかな。

どうせならTシャツに絵を描いて、一部分を刺しゅうにするのもいいな。

刺しゅうを始めた時は、絵をまた描きたくなるとは思ってもみませんでした。
こんなふうに、やりたいことが広がるなんて驚き。

何がどう関連して心の扉が開くのかなんて、わからないですね。
刺しゅうを始めて本当によかったな。

などと書いていたら、またまたセトロニンがあふれ出て・・・

刺しゅうを想い、セトロニンを出す姿はさながら空也上人

*空也上人画像は六波羅蜜寺HPより引用しました。


それでは完成したおたふくさんを、ご紹介させていただきます。
大きさをそろえて、師匠のお手本と並べてみました。

誰の作かを書く必要など、これっぽっちもありませんでした。

やっぱり小さい図案、むつかしかったです。

よかった点は左側のほっぺがまあ丸くできたこと。

ただ、目と鼻以外は慣れたサテンステッチなのに、上手く形作れませんでした。
特に前髪のカーブをどうやって出したらいいかが、今ひとつわからなかったです。

刺しゅうの端がガタガタしているのも、気になります。

これ、もっともっと刺すべきだったのでしょうか?でもそしたらすごく盛り上がりますよね?
布地の目の細かさも関係・・・それほどないか・・・。

そこで、最近見ていなかった師匠の動画で確認したところ、

・やはり刺しを増やした方がいい。
・下絵線の内側を刺したり、外側を刺したりとバラバラ。
・針を垂直に出し入れしていない。

などが、今後の課題として浮き彫りになりました。

昨日から始めた、オニの刺しゅうに生かしてみたいと思います。

お多福の倍ぐらい刺してみっか!

カレンダーの完成、年内は無理かもですが、年度内には飾れるように頑張ります!






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