タイピング・プチ座禅
こんにちは、ぷるるです。
「タイピングって、座禅と似てる!」と、最近気づきました。
今は毎日、『タイピング・プチ座禅』で心を整えています。
と言っても、ただタイピングゲームをやるだけなんですけどね。
しかし確実にわたしの集中力は、アップしていると思います。
気づきのきっかけは、タイピングゲームを見つけて、トライしたことでした。
画面に出てくるワードを、1分間打つだけです。打った数だけポップコーンがはじける仕組み。
タイプする言葉は、「海」などの単語から始まり、どんどん長文になります。
そしてゲーム終了後には、打数に対して称号がもらえます。称号は全部で23種類あり、「タイトル集めたい意欲」をかき立ててくれます。
わたしの初戦成績は12位。「疾風のポップコーンマスター」でした。
打った文字数は、7,500ぐらいでしょうか。
なかなか楽しかったので、1日1ゲームやることにしました。
もっといい成績出したいなー、タイピング得意だし!と思って。
しかし、回数を重ねるたびにミスが増え、2週間後にはとうとう、
打数3,700文字まで落ち、称号も16位「特級ポップコーン使い」に・・・
もはやマスターですらなく。
どうして!?!?
わたしには、理由がわかりませんでした。
そんなある日のことです。
わたしがいつものようにタイピングを始めると、急にスマホが鳴りました!
電話?! 出なきゃ! でも手は止めたくない!
結局わたしは、タイピングを終えてから電話に出ました(幸い、しょうもない用事でした)。
そして、改めて画面を見てびっくり!
文字数が、10,000を超えていたのです!
称号も、8位「爆轟のポップコーンマスター」と、一桁ランクに昇格!!
とてもうれしいけれど、一体何が起きたのか・・・
気になったわたしは、真剣に考えてみました。
この時わたしは、電話に早く出るため、超集中していました。打つこと以外何も考えていなかった。
対していつもは、ずーっと頭の中でおしゃべりをしていたと思います。
・次は成績もっと上げてやる!
・でもミスしたらどうしよ、お願いミスらないで〜→即、ミスる。
・わたし本当はもっと上手いって、わからせてやる(誰に?)!
などなど・・・・
つまり、雑念と欲がなくなれば、たくさん打てるということ。
これからは、「今」に集中し、心を無にしてタイピングしよう・・・
と、ここまで考えてわたしは、あることに気づきました。
「これって、座禅に似てない?」
タイピングの心構えと同じではありませんか!
そう思うと、自分の部屋が禅寺の僧堂に感じられてきました。
ミスタイプ音は、僧侶が肩を叩く警策音。
画面にふき上がるポップコーンは、煩悩。
打てば打つほど煩悩は現れ、かつ消えてゆく・・・南無・・・
それ以来わたしはタイピングの時、イスの上で結跏趺坐を組み、呼吸を整え、半眼にてトライするようになったのです。
やがて背後に、いもしない僧侶の気配を感じるようになった頃、18,000
文字打を達成。
6位「獄炎のポップコーンマスター」をゲットしました!!
まさに、タイピングが座禅に通じた瞬間と、いえないでしょうか。
そんなわけで、わたしは今日も『タイピング ・プチ坐禅』にいそしんでおります。
とはいえ、タイピングが終われば、すぐ煩悩は戻ってくるのですけどね。
いつか、称号1位「トウモロコシを滅するもの( 50,000文字!)」を獲得したら、禅寺へリアル座禅をしに行こうと思います。
その時はまた、リポートいたします。
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