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言葉が通じなければまず自分を疑え

先日友人とTwitterの話をしていて、話の流れで友人から

「自分だけがフォローしている人なんだけど・・」

という言葉が出た。

「君だけがフォローしている人?パーソナルな関係だな」

と思っているとなんだか話がかみ合わない。

よくよく確認してみると

「自分が一方的にフォローしていて相互フォローではない」ということが言いたかったらしい。

友人は話がスムーズに通じなかったことに驚いたようで、少し可笑しそうにしていた。

(説明されればわからないではないが、この件は友人の表現の方が曖昧で変だと思う。)

曖昧さは不可避

諸外国語にくらべ、日本語は言葉の意味がわかりづらいと言われている。

文脈でわかったり、なんとなく察することの多い言葉だ。

言葉のとらえ違いが起きることはやむをえない。

人との会話なんてなんとなくで理解しあって成り立っているのである。

すべて事細かに正確に話せなどというつもりは毛頭ない。

伝える側の責任

私が不満だったのは友人の「どうして分からないのか」という態度である。

私はありきたりに

「そういう意味ね!日本語って面白いね」

と言葉をかけたが、友人は「すぐに理解できなかったことがおかしい」とでも言いたげだった。

私が「曖昧な表現になりそう」とか、「なんだか誤解がありそうだ」と感じれば、まず自らの発言を顧みる。

そしてより具体的に伝わるよう、相手に確認や質問をされる前に詳細な言葉を重ねる。自分が何を伝えたいのかを明確にするためだ。

伝えたい意思をもって話している側が、伝わる工夫をするのが順当であろう。

話し手が伝える努力をしないのに、聞き手が相手の意をくむ努力をする道理はない。そんなことがあれば、それは理不尽だ。

尊重して話す意義

なんだか話が通じないなと思ったら、まずは自分を疑うべきだろう。

「一般に通じない言葉を使っていないか」
「曖昧な表現をしなかったか」
「言い間違いをしなかったか」

相手がきちんと言葉を聞いていなかったなどであれば相手に非があるかもしれないが、そうでない限りは伝える側に責任がある。

いずれにせよ、どちらも相手を軽視した態度をとらないようにすべきだろう。

良好な対人関係は、真摯な対話から始まる。

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