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【note版】ダブリンのギネスビール館

※こちらは他媒体に掲載中の記事から転載(自著)した、過去のものです。noteには私の個人的な記録として、一部割愛、再編集したものをお届けします。フルバージョンの原文はこちらをご参照ください(2018年11月2日執筆分)

アイルランドと言えば、黒ビールを代表するギネスがあります。午後便に乗る、最終日の朝を過ごすのに最適な、ギネス館(The Guinness Storehouse)に行って来ました。

10時に入館し、ギネスビール一杯分がついた大人二人分のチケットを購入すると、子供達用にソフトドリンクの券までついてきました。入り口で定期的に遂行される、館内案内ガイドを始めに聴いた後、いよいよ展示会場内に進みます。

原料やロースト法、出来上がったビールを詰める樽の作り方等の紹介が続きますが、私が興味を持ったのはホップ。日本でもテレビのCMでよく耳にしますが、そもそもホップとは何ぞやと思っていた私には、それが植物の花の部分だった事に驚き。香り付けに使うというのも納得です。

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樽も、真っ直ぐの木をどうやってあのように真ん中だけ膨らませて形作れるのか、不思議に思っていたのですが、歯車にロープをつけて、それで引っ張ると上手く木がしなり、口をすぼませる事が出来るようです。

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途中2階(日本で言う3階)で係り員の説明と共に、極小グラスに入ったギネスビールを飲みながら、試飲の仕方を学ぶコーナーがあります。

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4階に行くとギネス アカデミーというバーカウンターがあり、ギネスビールの正しい注ぎ方をレクチャーして貰えます。係り員の誘導があったので並んでいると、そこは大人向けで子供の無料ドリンクは、更にその先の6階までお預けでした。

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最上階のグラビティ バーに辿り着くと、ようやくお楽しみの極小ではない、普通のグラスでの試飲が出来ました。展望台フロアーのようになっており、360度ガラス張りの窓からダブリンの景色を一望出来ます。街で高層ビルは見かけなかったので、こんなにも綺麗に全体を見晴らせる所は、他にあまりないのではないでしょうか。

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なお、来ておいて何ですが、ギネスが苦手な人にはラガービールも、そして時代の流れでしょうか、ノンアルコールギネスまであり、それぞれハーフ パイント(約237ml)グラスも用意されているので、誰でも楽しめるように準備されています。

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それらのドリンクを各自堪能したら、エレベーターで一気に地下一階まで下り、出口を抜けて解散です。入り口とは別になっており、入り口の方を見ると、かなり行列が出来ていました。今回、午前中の早目に到着したのですんなり入館出来ましたが、出る頃に目にしたように、時間が経てば経つ程人は増えそうなので、遅くなりそうな時はネットでの事前予約がお勧めです。その場合、入館時間を選ぶ必要がありますが、その分当日券より大分お安くなります。

The Guinness Storehouse
住所: St. James Gate, Dublin 8 Ireland
開館時間: 9時半〜19時 7月及び8月は9時〜20時
休館日: 12月24日〜26日
アクセス: 13, 25-N, 40, 69-N, 123番のバスで James's Gate, James Street 停留所下車。徒歩5分。路面電車の最寄り駅は St James's Hospital

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