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全ての感情を味わいにきました

今日は娘の20歳の誕生日🌸

桜が満開の暖かい日曜日に
娘は生まれました。

お腹の中にいるときに、

「私が来たから大丈夫!」

という不思議な力強いメッセージを
何度もくれた娘。

そのメッセージ
本人は覚えていないようですが、
メッセージどおり
たくさんサポートしてもらいました。

私が思い込みを外し、
心からの笑顔で
幸せに生きるための数々のサポート。

*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜

一番大きかったのは、

「泣いてもいい」

「怒ってもいい」

「嫌なことは嫌だと感じていい」


ということを行動で伝えてくれたこと。

娘は赤ちゃんのとき、
ほんとうによく泣く子でした。
泣いて目覚め、
眠くなると寝ぐずり。

抱っこしていれば泣き止むのですが、
お布団におろした途端
また泣き出すという感じで…、

しかも、
ママじゃないとダメなときが多く、

最初の数ヶ月は
自分が寝ているのか起きているのか
よく分からない状態で、
よく抱っこしていました。

あんまり寝付かないので
お布団で寝かせるのを諦めて、

「もう一晩中抱っこしていよう」

と決めてソファで抱っこしていたある日。

ふいに

「いいなぁ、抱っこしてもらえて。」

という声が、
私の中から聴こえてきました。

へんなの…。
抱っこしているのは私なのに…。

そう思いながら、

いつしか、私自身も
ポロポロと涙を流していました。

いつの間にか
娘はすやすや眠っていました。

そのとき私は、

抱っこして欲しかった小さい自分
泣きたかった小さい自分も

娘と一緒に抱っこしていました。

本当は泣き虫なのに、

泣いちゃいけない

…と思ってきた自分が
ゆるみ始めた瞬間でした。

*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜

中学生のときは、
娘はよく怒っていました。

「こんなのおかしい!」

と思うことが、たくさんあるようでした。

興奮して話す娘に
「こういう見方もある」
とか、
「相手の立場から見たら」
とか言っては、
「もういい」
と、シャッターを下ろされていました
(^ω^;)

  ✨

自分も思春期の頃は特に
怒ったり、
人とぶつかったり、
誤解したりされたり、
…いろいろあったはずなのに、

親になった私は
先回りして、

娘が悲しまないように、
嫌な思いをしないように 、
人と上手くやっていけるように、

…という「オヤゴコロ」を発揮しては
娘にムッとされていました。

余計なことをしているなあ…。

あるときハッと気が付きました。

やってみたいんだ、きっと。

人とぶつかったとしても
悲しむことになったとしても
嫌な思いをしたとしても

そこから何かを学ぶことをしたいのでしょう。

私自身がそうであったように。

娘にも失敗する権利がある。

そう思えました。

だからと言って、
何か言いたくなる気持ちが
急になくなるわけでもないのですが、

信じて見ているしか、
することはないのですね。

納得いかないことは
受け容れない娘から

大切なことを
教えられたように思います。

*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜

笑って…。

泣いて…。

怒って…。

わいてきた感情を
無いことにせずに
ちゃんと感じて味わって生きていくのは、

感じているのに
誤魔化して生きるより
勇気のいることかもしれません。

人にぶつけるかどうかは別として
感情そのものは
どれも大切な宝物。

その感情を通してしか、
分からないことがあります。

そんなふうに思えるようになったのは、
きっと娘の存在が大きいなぁ…と
そう感じています。


生まれてきてくれて
ありがとう💓

お母さんにしてくれて
ありがとう💓

思いっきり生きましょう!
お互いに(*˙˘˙*)ஐ


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