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#99 認知症薬、欧州で否定的見解!?

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「認知症薬が欧州で否定的な見解になった」ニュースについて紹介したいと思います。

エーザイ株、一時14%安 認知症薬、欧州で否定的見解

29日の東京株式市場でエーザイの株価が大幅に反落した。一時前週末比927円(14%)下落し、終値は860円安の5768円だった。エーザイと米バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について、欧州で否定的な見解を受領したことを嫌気した売りが膨らんだ。

欧州医薬品庁(EMA)の下部組織である欧州医薬品委員会(CHMP)が見解を示した。レカネマブは病気の進行スピードを27%緩やかにする効果が確認されているが「新薬の有効性は(脳出血などの)副作用リスクを相殺しない」とみている。EMAの判断は欧州各国の承認に影響する。エーザイとバイオジェンはCHMPに再審議を請求するという。再審議の開始時期は未定としている。

レカネマブは日本のほか、米国、中国、韓国、香港、イスラエルで承認され、日米中では実際に患者への投与が始まっている。欧州では2023年1月にEMAに販売承認を申請。当初、欧州では24年4~6月期に承認を得られるとの見通しを示していた。エーザイは今期の業績への影響は軽微としている。

アルツハイマー病の患者の多さなどから、市場ではレカネマブの成長性を高く評価する投資家も一定数いた。「今回有効性や安全性の評価について慎重な見解が示されたことで、楽観的に見ていた投資家が見方を慎重に改める可能性は十分ある」として、今回の発表は株価にネガティブに働くとみている。

2024/07/30 日本経済新聞

 
 エーザイによる認知症薬「レカネマブ」の情報です。

つい最近、肯定的なニュースが出たばかりでした。


新薬の有効性は(脳出血)などの副作用リスクを相殺しない」との見解だそうです。

ということは、内服後一定数に脳出血になられた方がいらっしゃったということになりますね。

認知症予防のために、脳出血になってしまっては本末転倒ですね。

アルツハイマー型認知症と別に脳血管型認知症があります。脳血管型の場合は、片麻痺などの後遺症も残っている場合がありますので、介護負担が大きくなることが予測されます。

それならば、今のところ肯定的な見解と否定的な見解を両方持ち合わせなければならないと思いました。


以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。

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