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#70 エーザイ、認知症「本丸」狙う

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「認知症治療について」についてのニュースを紹介していきたいと思います。

エーザイ、認知症「本丸」狙う 新薬、米で30年度実用化 原因たんぱく質「タウ」標的


エーザイアルツハイマー病の症状を引き起こす「タウ」と呼ぶたんぱく質を標的とした新薬を開発する方針だ。新薬候補物質について安全性を確かめる小規模な臨床試験(治験)を進めており、米国で2030年度をメドに実用化する。タウを標的にする新薬開発は難しい一方で高い効果が期待されている

アルツハイマー病患者の脳内ではまず「アミロイド」と呼ばれるたんぱく質が蓄積しはじめ、その後にタウがたまっていくことが分かっている。多くの企業はアミロイドを標的とする新薬開発を主に手がけている。

タウは神経細胞が壊れる直接的な原因を引き起こすとされ、蓄積を防ぐことで認知機能の悪化を抑える効果が期待される。タウが脳内に蓄積していくと、徐々に脳神経細胞が破壊される。脳神経の細胞が壊れていくことで、認知機能に異常を引き起こすことからアルツハイマー病原因の「本丸」とも言われる

エーザイはすでに欧米で第1、第2段階の治験をスタートした。また遺伝的な要素を持つ患者を対象に研究機関主導型の国際共同治験を日米欧で進めている。まず米国での承認申請を目指す。米国で承認を取得できれば、日本や欧州、アジアなどでも実用化したい考えだ

エーザイ世界で唯一、承認されている治療薬レカネマブを持つため、レカネマブと今回開発を目指す新薬の組み合わせに商機を見込む。レカネマブは認知機能の進行を27%緩やかにする効果があるが、タウ新薬と組み合わせることで効果を高めることができるとみている。

アルツハイマー病治療薬を巡っては、レカネマブに続き米イーライ・リリーが開発する「ドナネマブ」が近く米国で承認される予定で、病気の進行を抑える治療の選択肢が広がってきた。

2024/07/01 日本経済新聞

 
 エーザイの記事が頻回に取り扱われていますね。

 やはり「レカネマブ」の承認以来、アルツハイマー病の治療が加速的に進んでいると考えていいのでしょうかね。

 健康寿命が延長すると、どうしても認知症は増えてくると考えられます。

 認知症治療の動向を今後も注視していきたいと思います。

以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。

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