初めて描けた

デッサンを習っています。
棒人間くらいしか描けないレベルから始めて、約2年半が経ちました。毎月1回、1時間半ほど鉛筆を握ります。
まだまだ先生のおっしゃることに「?????」となるばかりですが、昨日のレッスンでは「?!」と気づけたことがいくつかありました。

モチーフを見ているうちに
あ、ここ もしかして影ある? と見えてきて
その影を自分なりに描き入れてみたら
絵に光が差し込んだのです。そう見えました。
初めて光が描けた!!!
描けたというか、描いてないんですけど
影を描いた途端そこに光が出現した、という感じでした。
びっくりしました。
爆発的に嬉しかった。
涙が出そうでした。

ひらめいたことを試してみて
それなりにうまくいって
ストンと腑に落ちる。
それが本当に嬉しい。
私の人生のよろこびは発見と理解にあります。

描いたものを先生がご覧になって
「柔らかい光が差し込んでいる空間を感じる」と評してくださいました。
表現できてたんだ!
ひとりよがりでなく、理解と表現ができてた。
やった!

「気付き」って
自分ひとりで気がついた!みたいに感じますけど
実は誰かが以前に言ったり与えてくれたことが やっと消化されて自分の中から出てきたりしたものだったりするのかも、とも思いました。
人は与えられたものしか出せないって言いますもんね。

先生。
ずっと前から何度も何度も言ってくださったこと
やっとで消化吸収できたのか
やっとで自分の内から出てきましたよ。


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