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オンラインセミナーの思いがけないメリット

2020年の第4期「〜チームを耕す〜 ファシリテーション型リーダーシップ開発トレーニング」はコロナ禍で完全オンライン開催となりました。それまでの3期の開催は全てリアルの集合型でしたので、物理的に同じ空間を共有することなく、バーチャルでこのセミナーを実現できるのか、と当初は不安な思いもありました。

しかし、集合型からオンライン型への転換の嵐を経験して、オンラインセミナーならではのメリットを発見しました。

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感染の危険を回避できるとか、地域格差を越えられるといった物理的なメリットに加えて、私が発見した意外なメリット…

それは、集合型よりもオンライン型の方が、セミナーでの学びを日常に定着させやすい、ということです。


集合型と比較すると、一回の受講のインパクトはそれほど大きくはないかもしれませんが、リバウンドなく着実に変化を創り出していくには、継続的なオンライン受講が効果的ではないかと思います。

セミナー会場でその場の高いエネルギーに浸り、深く気づき、明日から行動を変えようと強く決意する。しかし、そこから離れて職場や家庭に戻ると、いつのまにかセミナーの時とは別物の「いつもの自分」になってしまう。

そういうリバウンドの経験や、そんな自分に落胆する自己否定感は、残念ながら“セミナーあるある”の一つかもしれません。


私たちがそうなってしまうのには、それなりの理由があります。

人間は誰と居るのか、何をやっているのかによって、そのとき身を置いている環境にふさわしい自分へと、環境が変わるたびに無意識的にパーソナリティが入れ替わるものです。パーソナリティが入れ替わると、大切に思うことや、行動パターンも変わります。

集合型のセミナー受講は、特別な環境で体験する「非日常」です。週末に「非日常」のセミナー受講体験をしたAさんと、翌週、職場や家庭の「日常」にもどったAさんは別の人だといっても過言ではありません。

「非日常」の度合が高い集合型と比較すると、オンラインセミナーは、「日常の延長線」といえるでしょう。

● 自宅のリビングや職場の会議室から、自分のマグカップで好みのお茶を飲みながら参加する。
● 画面や音声を切り替えて、自分のペースでぐっと入り込んだり、距離を取ったりできる。
● 休憩時間に家族や同僚と会話し、セミナーが終わればすぐそこにやりかけの仕事や家庭がある。

オンラインセミナーだと、セミナー中とその後とで大きく環境が変わることがないために、日常の自分のまま受講でき、その学びが日常に定着しやすいという構造が見えてきます。

オンラインの学びをあなたの日常に取り込んで、ご一緒に、少しずつ着実な変化を創り出していきませんか。

(株)ピュア・エッジでは、3時間で完結する体験セミナーから、数か月にわたってじっくり取り組む本格的なトレーニングまで、どれもオンラインでご提供しています。

パソコンやタブレットの画面越しにはなりますが、それを感じさせないピュア・エッジならではの場の一体感の中で、皆さんとご一緒できるのを心から楽しみにしています。

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