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【プロフィール⑥#5】「彼氏いない歴=年齢」が婚活したりゲイ男性と友情結婚を考えたり結婚相談所で成婚退会しようとしたけどどれも失敗した話

「彼氏いない歴=年齢」でお悩みの女性のみなさん、こんばんは。40代で「彼氏いない歴=年齢」&「おひとりさま」の占い師(占いカウンセラー)・可憐(かれん)です。
プロフィールとして「私がおひとりさまになったワケ」を何本か続けてお伝えしています。

前回と今回の内容は「婚活がうまくいかない」「婚活に疲れた」「結婚するかどうかで悩んでいる」「やりたいことか結婚か、どちらかで悩んでいる」、または「独身のおひとりさま」の女性にもお役に立つ内容ではないかと思います。
もちろん、「彼氏いない歴=年齢」の女性が結婚を考える際の参考にもなりますよ。
どうぞ最後までお読みください^^


35歳のあせり

私は35歳になっていました。出会いはいろいろあったけど結局「彼氏いない歴=年齢」は更新中。30代前半の数年間に婚活をしたのに結婚できていないくわしくは#2に書きました)。仕事も趣味も中途半端くわしくは#4へ)。

世間一般では、35歳が女性のさまざまなリミットの年齢と言われています。そして35は四捨五入したら40になる。アラサーではなくアラフォーになる。私の中にもあせりや不安が生じていました。
 
「このままずっと1人でいる」ことに対する不安や恐れ。「彼氏いない歴=年齢」であるコンプレックスから来る「人生で1人は彼氏がほしい、1度は誰かとつきあってみたい」という切なる願い
そして、親がうるさく言ってくることや、友人知人や同期ほとんどが結婚していることから来る「みんな結婚してるから私も結婚したい。するのがあたりまえ、できない自分はおかしい、恥ずかしい」という世間体や社会の「常識」に抗えない気持ち。

いったんやめてしまったとはいえ、30代前半の数年間に婚活をして、お金も労力も費やしたのに結果が出せていないことで、「これまでの負けを取り返したい」という気持ちもありました。
それらが「結婚しなければ」という執念のようなものに変わっていました。

LGBTQと友情結婚

友情結婚を考える

そこで「もしかしたら私、男性がダメなのかな? 男運が悪すぎる」と飛躍した考えが生まれます。
もともと女子校育ちで女性の多い環境の方が居心地がよかった(くわしくはプロフィール①へ)。「結婚」がしたいのなら、信頼できる人であれば相手は誰でもよいのでは?
 
カタチだけでも結婚できれば親も安心させることができる。結婚結婚ってうるさく言ってくることもなくなるだろうし。周りにももうバカにされたり、はれ物にさわるような扱いをされたり、「35を過ぎてまだ独身の残念な人、ワケアリの人」のように見られなくてすむ。
 
さっそくLGBTQが偽装結婚、いわゆる「友情結婚」の相手を探すためのイベントや婚活パーティをネットで見つけて参加します。
(このしょうもない行動力、「とりあえずなんでもやってみよう」の火の星座生まれのせいでしょう😅)

LGBTQの友情結婚オフ会に参加してみた

ネットの掲示板を見て集まったLGBTQの友情結婚オフ会、おもしろかったです。
男性はほとんどゲイ、たまにバイ、女性はレズやアセクシャル、バイ、ストレートなど多種多様。

掲示板に書かれていたことではありますが、話題が、
・結婚後は別々に住むか、一緒に住むか
・結婚後にそれぞれが別の彼氏彼女とつき合うことに賛成か反対か
・友情結婚後の子育てを希望するか
・妊娠の方法は(ほとんどが体外受精を希望)
・両家の親や親族とのつき合い方
など

はじめましての自己紹介で、本名ではなくニックネームと「自分はゲイです」「僕はバイ」「私はアセクシャル」のようにセクシャリティを開示します。それからは個別に話し、話題はLGBTQであることの苦労話、つき合ってる彼氏彼女はいるか、親や周囲にカミングアウトしているか、など。
 
友情結婚を考えた理由は、「親がうるさいから」や「周囲(職場や友人知人、親戚など)から、まだ結婚しないのかと言われるから」という私と同じような人もいれば、「職場でセクシャリティがバレそうだから、結婚を偽装したい」「子どもがほしいけれど、同性カップルの自分とパートナーには子どもができない。友情結婚で子どもをつくりたい」という独特の理由がありました。

そして、私が興味深く思ったのは、オフ会の後のこと。
合コンや会社のつき合いなど、男女混合の飲み会が終わった後って、お店の前でそれぞれ話の続きをしたり、連絡先を交換したり、2次会に行こうかどうしようか、など、ダラダラ話をするじゃないですか。男女混合で
でも、LGBTQの集まる飲み会の後は、ばっくり「男性」「女性」と分かれました。男性は男性だけで固まって話し、女性は女性だけで固まるのです。今までに見たことのない光景でした。

アセクシャルの女性たちと話してみた

そこで知り合ったアセクシャルの女性たち3、4人と2次会で話したり、情報交換のために女性のみのオフ会を何度かしてみました。

みんな見た目にはまったくわからない。明るくて気遣いのできる女性や、アイドルのようにとてもかわいらしい女性もいて、「モテそうだな」と私でも思うのです。でもみんなアセクとのこと。

アイドルのような子は「男性がよってくるから大変」と言っていて、友情結婚を考えたのは「男性がよってこなくなるように、結婚を偽装したいから」。そんな悩みもあるのか、と思いました。

ほかの理由は、私と同じく「親が結婚しろとうるさいから」「周囲の目があるから」でした。

その時にいろいろ情報交換をしていると、おそろしい話も聞きました。
「子どもがほしくて友情結婚をした。でも、いざ子どもができたら、こわくなって男の方が逃げてしまった」。ウワサとして聞いただけなので、その後どうなったのかは不明です。

レズビアンの女性と会ってみた

その後、レズビアンの女性に誘われて、会ってみたこともありました。
「その人が好きだからつき合う。たまたまその人が女性でレズだった」というのはアリだと思います。
でも、「レズという属性の人だから、試しにつき合う」というのは非常に失礼なことではないかと思い、数回会うだけでした。「自分、レズじゃないな」という気づきがあっただけで。

ゲイ男性とやりとりしてみた

オフ会で会った1人のゲイ男性に「友情結婚の相手の候補」とみなされたらしく、何度かメールのやりとりをしました。
清潔感のある公務員の彼は、体外受精を希望で、同居はするし、両家の親ともうまくつき合うつもりだが、結婚後はお互い好き勝手に暮らせばいい(他の彼氏彼女をつくっていい)とのこと。

しかし、何のきっかけもなく、ある日突然彼からメールが届きます。開いてみるとパソコン画面が文字でびっしり埋まるくらいの長文で、私宛に「女性に対するダメ出し」「いかに女性というものはダメか」や説教が延々と書かれていました。その人は、女性に対して良い感情を抱いていないタイプだったのですね。

そもそもゲイ男性と友情結婚すること自体が偽装結婚、つまり「結婚していると偽る」ことなので、とりあえず「結婚」がしたいのなら相手は誰でもいいはずです。条件などさえクリアしていれば。

でも、女性に対してこのように攻撃的ともいえる敵意を抱いている人とは、偽装結婚、友情結婚どころか友達にもなれないと思って、メールは最後まで読まずに削除しました。たとえ偽装でもこの人と一緒に生活し始めたら、私のメンタルがすり減りそうな気がして。

その人は、オフ会の時点で他のゲイ男性にちょっかいを出して口説いたり、「レインボーパレードはいい出会いの場だ。一緒に行かないか」と他の人たちをデートに誘ったりしていたのですよね。いやいや、ここ(オフ会)はそういう場じゃないじゃん、何しに来てんの?とツッコミを入れたかった。

そして、他のアセクの女性ともメールのやりとりをしていることがわかって(まったく同じ文章のメールを、宛名を変え忘れて送ってきた)。その人とはそれっきり。

一緒に暮らしていれば、自然と情はわいてくるはず。たとえそこに愛はなくても。それなのに、その人には他に好きな人がいて、外でデートしたり愛し合ったりしている。公認の不倫相手? いや、偽装結婚だから私にはそもそも愛情はないわけで、むしろそっちが本命で。

そして特に彼は、私には友情どころか敵意を向けてくる、なんて、考えただけで気が狂いそう。

一緒に暮らす人に他に恋人がいる、という状況は、なんだか私は耐えられなさそう。だから友情結婚はムリだ、と思いました。

この件を通して、自分もLGBTQではないな、やっぱりちがうな、と改めて思ったことが収穫です。だって学生時代から好きになったり、ドキドキするのは男性だし。SMAPと嵐が好きだったし(くわしくは#3に)。
友情結婚の専門の結婚相談所もありますが、それ以来、友情結婚を考えるのはやめました。

今思えば、30代半ばにしてまだ自分探し。というか、現実逃避の寄り道か血迷った迷走としか言えないですね。

35歳を過ぎた婚活

寄り道ばかりでいつまでたっても彼氏も結婚もできないので、しっかり本腰を入れようと、ついには大手の結婚相談所に登録しました。この頃、私は36歳くらい。
35歳を過ぎて入会した相談所では、30代前半に別のところで婚活したときとは、見える景色が全然ちがっていました。

30代前半の頃は「いい人なんだけど」と思いながらも、私の踏ん切りがつかずにお断りしてしまった男性がたくさんいました(くわしくは#2に)。
そして35歳を過ぎたら、そういう男性たちはもういない。当たり前ですが、30代前半の頃に会ったいい人たちはその30代前半の時点ですでに結婚してしまっているので、もう残っていないのです。グズグズして数年たってまた戻ってくる、私のようなアホはいないのです。

「婚活市場は生鮮食品か鮮魚売り場のよう」と言われたのがよくわかる。身の程知らずのかぐや姫のように「あの人はイヤ」「この人もイヤ」と些細な理由でお断りし続けたあの頃の自分に、「本気で結婚したいのなら目を覚ませ!」とビンタしてやりたい。

そして、30代前半の頃、相談所のスタッフに「35を過ぎたら女性は結婚はむずかしくなるから、今のうちに決めた方がいいわよ」と真顔で強く言われたことが、よーーーーーくわかりました。

困ったこと①コミュニケーション

35を過ぎて相談所に入会して困ったことの第1位は、「紹介される男性たちに、一般的な社会人としてのコミュニケーションが取れない人が増えた」ことです。
以前の婚活ブログに書いたことを振り返り、わかりやすく具体例を挙げてみます。

・身なりを気にしない
ある男性はシワシワ、ヨレヨレのコットンシャツを着て、足元は汚れて灰色になった白いコンバースのスニーカー、髪はボサボサで来ました。会ってお茶するだけとはいえ、一応お見合いなのに。

・リードできない
待ち合わせ場所で会った直後、「どこ行きましょうか? この辺わからなくて」とぼさっと立ち尽くす男性がほとんど。

待ち合わせ場所は何日も前からわかっているのだから、その辺の店を調べておくくらいできるのに。というよりも、相談所のシステム上「おすすめの待ち合わせ場所、その近辺のカフェのリスト」が見られるのに。

仕方ないので「さっき来るとき、こっちに喫茶店ありましたよ。そこにしましょう!」と私が仕切ってばかりいました。

・1人行動
ある男性と待ち合わせ場所で会い、「じゃあ行きましょうか」と近くのカフェへ向かいます。ふと振り返ると、その人が5メートルくらい後ろのカフェに入ろうとしていました。1人で
私に「この店、いいですか?」「ここにしませんか?」など声をかけることもなく、「入りましょう」もなく1人で入ろうとしていました。あわてて引き返して、後について私も入店しました。

・無言でついてくる
ある男性は、お店の前であいさつして別れたのに、そのまま後をついてきました。隣に並んで歩くのなら、こちらも話しかけたりするのですが、ほんの数歩後ろをピッタリくっついて歩いてくる。そして駅まで15分くらいの間に一言も話しませんでした。

いったんあいさつをして別れたのだし、話したくないなら別々に帰ればいいのに。道だっていくつもあるのに。ずーっと無言で後をついてくる。駅について改札を抜けるまで一緒。路線が別だったのでそこで無言で離れていきました。

みんな社会人で35歳以上なのに。

私は暗黒の中学高校時代(プロフィール①に)にずっと「ここではないどこか」にあこがれていたので、海外に行きたかったのです。そのため英語の勉強が好きで、少ししゃべれるのです(←モテないポイント)。1人で海外旅行に行けるのです(←モテない)。

「彼氏やパートナーとは海外旅行に一緒に行けたらいいな」なんて思っていたので、30代前半では希望の男性の条件に「(必須ではないけれど)パスポートを持っている人」と書いていました。
でも35歳を過ぎた婚活では「社会人としてのコミュニケーションが普通に取れる人」というのが最低限の条件になりました。

困ったこと②プロフィール

35歳を過ぎた婚活で紹介される男性のプロフィールに、ほぼみんな同じことが書かれていました。それは
「子どもがほしいので、結婚したいと思い、相談所に入会しました」
「笑顔の絶えない明るい家庭を築きたいと思っています」
テンプレートをコピペしたのでは?と思うくらい、ほとんどの人がそうでした(実際コピペしたんでしょうね)。
そういう男性と会ってみると、ほとんど笑わない、笑顔、表情のない人が多かった。

そして「子どもがほしい」。その文言を見ると、私の気持ちは急激に萎えたものでした。だって、一般的に35歳が女性が子どもを産めるリミットの年齢と言われていて、私は35を過ぎていた。「子どもがほしい」とプロフィールに書いている男性にとって、すでに条件的に危ういのです。
もし結婚した後に、私があなたとの子どもが産めないとしたら、私は用無しということ? それに、子どもが産めるなら私じゃなくても他の女性でも、誰でもいいのでは? むしろ、若い女性の方がいいのでは?と思ってしまって。

「子どもが産める」という条件をとっぱらって、「この先の人生を一緒に楽しく過ごしていきたい」と思ってくれる人とパートナーになりたいな、と思ったのです。

困ったこと③相談所のスタッフ

そして、相談所のスタッフや婚活アドバイザーたちは、30代前半の頃はやさしく親身になってアドバイスしてくれる人がほとんどでした。

でも35を過ぎたときの大手相談所は「今日の男性はどうだった? ダメなら次、次はこの男性、次はこの男性、次、次、次! とにかく早く決めろ、結婚しろ、退会しろ(そして金を払え)」と。
親身になるどころか、完全にビジネスという感じが見え見えで。

上から目線で、強い口調でハッパをかけてきたり、説教してくる人もいました(ネット上で、今もそういうタイプの婚活アドバイザーは多いですが、私はそういう人たち、大嫌いです)。
私のその後の人生に関わることを、そんなにすぐには決められないんですよね。

※以上はすべて、私が30代に経験したことの個人の感想なので、現在もどこもまったく同じだ、というわけではないと思いますが。念のため。

成婚退会へ

そんな感じで、また30代前半のように、不毛な活動を延々と続けるのか・・・と半ばあきらめかけていた頃。37歳の私に、とある男性が紹介されました。
英語が少ししゃべれて、1人で海外旅行に行ける私ですが、相談所のスタッフに「プロフィールではそういうことは隠しましょう」とアドバイスされていました。男性に引かれるから、と。

でも、紹介された男性は帰国子女で、日本より海外に住んでいた時期の方が長いので、逆に日本語がヘンになるくらい。もちろんパスポートは持っている。私の英語のこともまったく気にしない。むしろその方がいいと。年齢は40歳を過ぎていて、子どものことも第一条件ではなかった。

30代前半で「まだもっといい人がいるかもしれない」とズルズルとお断りを続けて、周囲の友人知人には「理想が高い」とあきれられたり、「まだ独身なの?」とバカにされたり、親にも早く嫁に行けとさんざん言われ続けました。でも、私のその後の人生、一生に関わることだからとなかなか踏ん切りがつかなかった。そして「恋がしたいなぁ♡」なんて思って、やめてしまった(くわしくは#2に)。

でもついに現れた! ほぼ理想通りの男性。待ち続け、探し続けた甲斐がありました。残り物には福がある。待てば海路の日和あり。とうとう一発逆転だ!

とんとん拍子に話は進み、1カ月以内にすぐ真剣交際となりました。出会って2、3カ月くらいはほぼ毎週末、会ってデートしてました。「一緒に相談所を退会する、ということでいいですか?」と彼に聞かれて、「はい」と答えたとき、「これはほぼプロポーズを受けるようなものでは?」と思いました。

成婚を前提に相談所を退会する日も目前となりました。ですが、ここで1つ問題が。その彼は「母1人子1人の母子家庭」で、彼の母親が結婚に反対していた。私と結婚することではなく、彼が結婚すること自体に反対なのだと。

会うのは7、8回目くらいのある日の土曜日、彼は「でもボクは、母がなんと言おうと、可憐さんと結婚したい」と熱っぽく言っていました。そして週明けの月曜日に届いたメールには、「やっぱりやめます」。
私より母親を取ったということですね。

後日、相談所の担当者が気の毒そうに連絡してきて、彼が「いかに私(可憐)が良くないか」と結婚取りやめの理由を逆ギレのように言っていたと聞かされました。母親と彼自分のことは一切なしで、「この成婚退会をやめるのは、可憐のせいである。自分は悪くない」とのこと。言われた理由の中で一番印象に残っているのが
「可憐さんは僕と会っているときに、全然笑わない」

それを聞いて「ああ、私はあの人と一緒にいるときに、全然笑えていなかったのか」「私、あの人のこと、そんなに好きじゃなかったんだな。一緒にいても楽しくなかったんだな」「そんな人と結婚なんて、ムリだよなあ」としみじみ思ったのです。

メールが来た時はさすがにショックでした。でもその後すぐに「は~、もう毎週末に会わなくていいんだ~! スッキリした~」と妙にすがすがしい思いをしたのです。だからやっぱりその人のこと、そんなに好きじゃなかったのです。

「これはほぼプロポーズ?」と思いつつ「はい」と答えたとき、全然うれしいと思わなかった。そのかわりに「年貢の納め時だな」と思ったのです。全然ダメじゃん。

そして今となっては名前も思い出せない彼のことを振り返ると、初めの頃に会うときは「○○の店、予約しました」と、自分の行きつけの店や行きたい店を勝手に決めてしまうし(お茶するカフェくらいだったらいいけど、食べ物は好みや食べられない物があるので相談なしで勝手に決められると困る)。
会って2カ月目くらいで「一緒に住む場所はこの駅がいいと思うんです」と提案されたのは、彼の実家の近くで彼の勤め先に通いやすい場所だし。私の実家からも勤務先からも遠いのに。提案、相談の形は取っていたけれど、有無を言わさない感じで。

理想通りなんて思ったら、マザコンのモラハラ男でした。
そのまま結婚していたら、絶対離婚していたと思います。
一緒に暮らしたとしても毎日がとんでもなく苦痛だっただろうし、傷つけ合って、壮絶な別れをしていたかもしれない。いやその前に、絶対ダメになっていたでしょう。早めに気づいてよかったよ。

おわりに

長くなりましたので、「私がおひとりさまになったワケ」#5はここまでとします。

35歳をすぎて、アラサーではなくアラフォーになると、
・「このままずっと1人でいる」ことに対する不安や恐れ
・「彼氏いない歴=年齢」だから「1度は誰かとつきあってみたい」という切なる願い
・親がうるさく言ったり、「みんな結婚してるから私も」という世間体や社会の「常識」に抗えない気持ち
これらが「結婚しなければ」という執念を生みました。

「友情結婚」を考えて、LGBTQのオフ会に参加して、
アセクシャルの女性たちと話しみたり、レズビアンの女性と会ってみたり、ゲイ男性とやりとりしてみた。けど、「思ってたのとちがう」と思って友情結婚はやめる。
 
35歳を過ぎて、大手の結婚相談所に登録したら、
・社会人としてのコミュニケーションが取れる人をあんまり紹介されなかった
・「子どもがほしい」とプロフィールに書く人ばかりだった
・相談所のスタッフや婚活アドバイザーが完全にビジネスという感じでウザかった
 
成婚退会を目の前にして、
37歳で紹介された帰国子女の40歳過ぎの男性と、真剣交際(2、3カ月の間に7、8回デート)したけれど、成婚退会の目前でいきなりフラれる。

こうして、30代であせって婚活を始め、イベントやパーティやアプリ(当時はネット上のサービス)、ついには大手の結婚相談所も利用して、数年かけて、トータル100万円以上をつぎ込みました。でも、結局、成婚まで至りませんでした・・・。

ここまで来ると、むしろすがすがしいといいますか、「やり切った感」がありますね✨
ていうか、「ホロスコープで試練の星が結婚・パートナーのハウスにいる影響、強すぎだろ」と思わずにはいられませんね。(「ホロスコープに試練の星がいる話」はコチラ)

私にとっての結婚とは?

もし「カタチだけの結婚」がしたいのなら、できたと思います。
30代前半の頃に会った男性たちには、本当にいい人たちがいました。(#2で書いた
35歳で親や親戚、会社の人に紹介された「ありがた迷惑」「余計なお世話」のうんと年上の男性やバツイチ子持ちの男性などとも、結婚しようと思えばできたかもしれません。(#4で書いた
趣味の教室のしっかりしてない男性たちとも。(#4で書いた
ゲイ男性との偽装結婚も。(今回書いた)

でもそれらの人たち、だれかと結婚しても、私はしあわせじゃなかったと思うんです。たぶん、ずっと笑顔のない日々になったことでしょう。好きでもない、愛してもいない人と暮らす日々。場合によっては、自分をだまして、相手も周囲もだまして、好きなフリをしなければならなかったかもしれません。それはかなりしんどい。メンタルも体も悪くなりそう。

今振り返ると、「私は本当はずっと結婚したくなかったんだな」とつくづく思います。

私に必要だったのは、親や、世間体、周囲の人の目、社会のいわゆる「常識」にとらわれないこと。そして、「自分が本当は何をしたいのか?」「自分にとってのしあわせは何か?」をわかることでした。

私にとって結婚は、私がしあわせになるための「手段」であって「目的」ではない。
しあわせになるのが目的で、結婚するのが目的ではない。結婚すればしあわせになれるとは思えない。
それを理解するまでに、30代の貴重な数年間という時間をかけてしまった。お金もかけたよ・・・。

結婚や婚活で迷っている「彼氏いない歴=年齢」の女性へ

あなたがしあわせになることを人生の「目的」にしましょう。結婚はそのための「手段」にすぎません。
「29歳までに結婚する」「35歳までに結婚していないと恥ずかしい」、どれも結婚が目的になってしまっています。それよりも「あなたがしあわせである」ことを目指して、年齢は関係なく「この人と一緒ならしあわせになれる」という人と結婚することをおすすめします。

だから、あなたがしあわせであるのなら、結婚しなくたっていいのです。

もし本当にあなたが「結婚したい」と思って、出会いがないから相談所の入会を考えているなら、女性は35歳より前に、早く! お相手を決めることをおすすめします。残念ながら、おそらく今もそうだと思います。女性は若い方がいい。そういう世の中なのです。

「愛とか恋とかわからない。人を好きになれない」で、「彼氏いない歴=年齢」になっている女性もいるでしょう。
恋愛抜きで、とにかく「1人はイヤだ、誰かと結婚したい」という人も、早めに相談所などでお相手を見つけることをおすすめします。
愛とか恋とか好きとか抜きで、一生をともにするパートナーとしてお相手を見て結婚を決めても、しあわせになれる人はいます。
最初は好きではなかったけれど、家事、育児を協力しながらともに生活しているうちに、家族愛とでもいうような信頼や情が育っていくようですよ。

さて、この「結婚」について、または「結婚は手段か目的か?」、さらに長くなりますので、くわしくは次回に。

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龍泉寺可憐|40代で「彼氏いない歴=年齢」&「おひとりさま」の占い師(占いカウンセラー)
「彼氏いない歴=年齢」女子の「私、このままでいいの?」のお悩み相談役
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