【718目】便利な存在

こんばんは。

昨日はバスケをしてきましたが、アキレス腱が痛むことなくプレイ出来ました。

今朝起きても平気そうだったので朝ランも出来ました。

この調子で無事にバスケをし続けられることを祈る。

さて、今日はダイアローグのワークショップに参加してきました。

こちらのワークショップは、以前デンマーク繋がりで紹介していただいたデザイナーさんによる内容のものです。

ダイアローグとは対話のことで、デンマークなど北欧の国では重要視されているコミュニケーション手法のことです。

一つの答えを決めるために議論をし合うディベートと違い、それぞれの意見を重ね合い考えを深めていくのがダイアローグといったイメージ。

ダイアローグは心理的安定を確保することに必要なことで、それがあるからこそ他者の意見を聞き入れる共同性や創造性が生み出されやすくなると言います。

それらは多様な社会となり、社会の流れがスピードアップしている現代において、健康的な生活を考える上でも重要なものになると思っております。

そんな時代的な背景と、デンマークに関する文化への興味と、デザイナーさんとのご縁で今回は参加して参りました。

「対話」って言葉だけを聞くと簡単そうですが、案外できていないことが多いです。

例えば、自分を主体にして話していいのですが、話しすぎて周りの人への配慮を欠いた発言になってしまっていないかなど。

それによって相手の意見を潰してしまっていては、さまざまな意見を積み重ねていくことが出来なくなってしまいます。

相手の意見を聞き入れつつ、自分の意見も正直に話す。

この辺のバランスが難しいと感じました。

ただ、意見を健全に積み重ねていくことが目的ではありますが、まずは自分が発言することで自分の気持ちに気づくことも大事だったりします。

その過程も経ていきながら、長期的に建設的な意見を積み重ねていければいいそうです。

とても優しい構造。

攻撃的な人がいたりすると崩壊してしまうので、自分だけの意識が重要なのではなく、まさに相手のとの共同作業が重要となる手法、ひいては文化と言えそうです。

そういえば言葉ってすごく窮屈で不便なツールだと思っておりましたが、そのことをデザイナーさんに相談したところ非常に共感してくださいました。

ただし、それでも言葉を操れるのは人間だけなので、そこと対峙していくことも大事な人間らしさなんだと。

また、言語にこだわらずに何かを一緒にアクティビティをすることでも対話は育んでいけるとのこと。

例えば、料理だったり、手芸だったり、遊びだったり、スポーツだったり。

それはまさしく作業療法ですね、という話をすると、デザイナーさんは福祉界隈にも明るい方なので再度共感してくださいました。

それはつまり、対話を知ることは作業療法にも繋がる訳で、その文化が根付いているデンマークに触れることもやはり大事なことだと思いました。

作業療法を軸に置いておくと僕が興味ある色んなものが結び付いて繋ぎ止めてくれるので、僕にとっての作業療法は僕のことを肯定してくれるなんだか便利な存在です。


〜 YWTでまとめ 〜
Y:ダイアローグのワークショップに参加してきた
W:自分の意見を話すのと相手の意見を聞くバランスが難しい。それに気付いたりすること自体も大事な過程。ダイアローグを学ぶことは作業療法にもいい影響がありそう。
T:確か職場にもダイアローグの本があったので読んでみる。デザイナーさんのイベントにはまた参加してみる。


本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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それでは、また明日。

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