【751目】通所Bのサロンで手芸

こんばんは。

今日は住民主体による通所サービス、いわゆる通所Bのサロンに講師ではなく一般の参加者として参加してきました。

先日、受講したフレイルトレーナーの養成講座でお話をして連絡先を交換した方がサロンを運営されている方で、サロンの内容に興味があることをお伝えしたところ一般参加させていただくことが出来ました。

目的としては、これから関わる機会が増えるであろうフレイルサポーターの方との交流、通所Bの雰囲気の体感、それから活動内容が手芸だったので訪問での作業療法に活かせることがないかを探ることです。

運営の方とは既にLINE友達でやりとりをよくしていて、昨日挨拶を送った時も「オバチャンに任せときなさい♪」と愛のあるメッセージをいただくくらいの関係です。

元気が溢れ出ていて、健康のことを真剣に考えているとてもよいオバチャンです。

初めて参加した通所Bの雰囲気に関しては、参加されている皆さん優しい方ばかりで普通に楽しかったです。

地域リハで介護予防講座に参加されている方々と近しい雰囲気を感じました。

隣の席になった方は、僕に手取り足取り本日の作品の作り方を教えてくれました。

本日の作品は牛乳パックと和紙で作る鏡餅とカードケースでした。

あらかじめ用意してくれていた牛乳パックと和紙をボンドで貼り付けて作りました。

作業の時間は大体90分くらい。

座ったままで体を動かしている訳でもないのに、バスケをした時くらいの疲労感を感じました。

指先を正確に使うために姿勢保持の筋肉が意外と疲れます。

あと集中力が必要。

頭も疲れます。

目も疲れる。

これはいいリハビリになりそうだ。

面白かったのは作業に集中して口数が段々少なくなる人と、作業の工程に一喜一憂しながら周りの参加者さんと笑いながら口数が多くなる人の2パターンがあったことです。

同じ作業をしているはずなのに不思議ですね。

ちなみに僕は余裕がないので口数が少なくなり、隣の方の指導に耳を傾けて返事を返すのに精一杯でした。

また、参加されている方の中にはリウマチで指先が変形している方がいましたが、この手芸のサロンに参加して作品を作ることでリウマチの指でもこんなに素敵なものが作れるなんて、と感動されておりました。

まさに作業療法。

アーツアンドクラフツ運動の時代に生まれた作業療法の源流と同じ理念がここにも存在しておりました。

あんな嬉しそうに話す表情を見たら、牛乳パックと和紙で作る手芸もバカにはできません。

地域リハビリの見学としても、手芸という作業活動に触れる機会としても、地域の方々と交流する機会としても多くの気づきが得られる体験でした。


〜 YWTでまとめ 〜
Y:通所Bのサロンに参加して牛乳パックと和紙で鏡餅とカードケースを作る手芸を体験した。
W:手芸は思ったよりも疲れる。手芸で物が完成することを物凄く喜んでくれる人もいる。
T:訪問リハビリでも手芸に共通する作業の要素を取り入れたことをしてみたい。


本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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それでは、また明日。

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