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自分のnoteの書き方(カオスエッセイ編)

自分が現在noteに投稿しているのは、ほとんどがテキストです。

日記みたいなエッセイみたいな1000〜2000文字くらいの「カオスエッセイneo」というのと、たまに何かが脳内にやってきてなんかよくわからんけど書いている「しょうせつ」というマガジンが主です。

今回はこのうち、「カオスエッセイ集neo」のテキストをぷらーなはどのような過程で書いているのか、という話をします。需要があるかどうかは知りません。なんかいきなり書きたいと思ったのです。俺が書きたいから書く。ただそれだけ。俺のnoteは俺のもの。

「カオスエッセイneo」というのはまあ、要するにエッセイなのですが、自分のヘラい文章をエッセイなどと呼ぶのは非常に申し訳ないような気がして、カオスと頭につけています。

これは卑下とか謙遜ではなく、むしろある種の自慢です。noteでテキスト主体の人で、自分みたいなヘラい芸風の人をほとんど見たことないので。

意識の高いノウハウは書けませんが、逆に意識の低いことは無限に書ける。それが私の強みです。でもこんなことをエントリーシートに書いても、たぶん大抵の企業は採用してくれないので、個人の零細でやっていっています。なんだそれ。というわけで、自分のnoteのエッセイ(的なもの)の書き方について語っていきます。

えー、とりあえず下書きに、最近のことをとりあえずなんか書きます。

即席ラーメンの自販機を見つけた。カービィの新作の自販機カービィのヴィジュアルやべえな。冬場は布団から出られなかったけど暖かくなってもやっぱ眠い。鯛焼きを発明した人は何を考えて魚の形状にしようと思ったのか。

などのことをつらつらと書いていきます。そして冒頭の部分をつくります。ちなみに、ここ2年くらいは、だいたい朝に書き出します。寝起きのほうがいい感じに書けるのです。

太古の昔、DEENのボーカルの人が「歌詞は起きた時に書く。いちばん素直になれるから」みたいなことをインタビューで仰っていのですが、実際、寝起きの時は余計な感情がないのです。

電車内でドアが開いてもどかない奴うぜえとか、今すぐトイレに行きたいのに全部ふさがっていやがるふざけんなとか、またコロッケパン値上がりか……などのノイズが脳内にない状態なので、フラットな視点でいられるのです。

Twitterが殺伐としているのはきっとみんな寝起きでやっていないからだ。寝起き以外のTwitterを禁止したらインターネットはもっと平和になる(※個人の見解です)。

で、フラットな視点で書いていくのですが、ドラえもんの模範手紙ペンみたいに自動手記でスラスラ書けるわけではありません。

ごくたまに30分くらいで「あれ?なんか別にいま完成させる気なかったけど書けたわ」ということもあるにはありますが、だいたい500文字くらいで詰まります。

その後しばらくは粘るのですが、結局はなんも出てこないことが多く、中途半端な下書きが溜まっていきます。ひとつのテキストを作るにあたって3つくらい下書きを溜めます。

ちなみにメモアプリも試しましたが、じかに下書きするほうが自分には合っています。他所からコピペするのはなんか気が引けるというか。

で、3つくらいできた下書きをどうするのかというと、それをなんとまあ、全消去しちゃいます。

そして、新規にテキストページを開いて、下書きにふわふわと書いたことをザーッと一気に書いていきます。500文字の意味のわからんテキストも、3つが合体すれば意味を成すのです。ひとりひとりの力は弱くても、力を合わせればきっと勝てる。

不思議なもので、最初に書いた時はなんか恥ずかしかったこととか、イヤな奴だと思われたくないな……と思っていたこととかが段々どうでもよくなってきて、素直にザーッと書けるようになっていたりします。そうでないこともありますが。

あと、ある程度の文章ができてくると、自分の脳内を脱線させる余裕が出てきます。さっきDEENのボーカルの人の話を少ししましたが、そのボーカルの池森さんは毎日のように蕎麦を食す愛好家なのだそうで、長野県の業者とコラボした池森そばシリーズというのがあるというのを以前に見ました。

それがなんだといわれればまあそうなのですが、なんとなく人に言いたい。自分は蕎麦は食べられないので買えませんが、二八の極みなんていかがでしょうかね。二八の極みって二重の極みっぽいですね。ほらまた話が逸れましたね。でもそれで良いのです。

友達と話している時だって、ずっと同じ話題のままのことはほとんどないじゃないですか。最初は「今日も寒いな」とかから始まっても、いつの間にかプリングルズの箱のおっさんの顔なんか変わったよな?ということを話していたりします。それをテキストでできれば、自分の中で成功です。

でも、会話が盛り上がると、それはそれで着地点がわからなくなります。正直もう眠いんだが電話を切るタイミングが見つからない、というような状態。

友達はプリングルズの歴史について熱く語りはじめました。プリングルズはもともとP&Gが生産していたが、現在はケロッグの販売になっているという。だからおっさんの顔が変わったのでしょうか。

昔のおっさんに会いたい。やっぱりP&Gだね。……すみません、本当はさほど昔のおっさんに思い入れはなく、やっぱりP&Gだねって言いたかっただけです。あと、ここでいう友達とはグーグル先生のことです。

グーグル先生はとても博識ですが、とても温厚な方でもあるので、誤ってウインドウを閉じてしまってもちゃんと履歴に残してくれます。履歴に残してほしくないものも残してくれます。いえなんでもありません。

グーグル先生に「おまえ脱線しすぎてテキストの方向性がわからへんなっとうやろ?ええか?おまえがどう思うかなんや。正直になれや。せやないと伝われへんで。着せ恋のコスプレとか検索しとる場合ちゃうで」と背中を押されたので、テキストを書く上で自分が気をつけていることをいくつか。

まず、改行(スペース)を多く取ること。横書きだと、改行なしで詰め詰めにすると読みにくくなってしまう。これに関しては、意識して書いていらっしゃる方も多く見受けられますし、なんなら自分も他人の受け売りです。なのでドヤ顔できません。

文章でいえば、漢字の単語を続けない。どういうことかというと、「この先生きのこるには」みたいな字面にしない。

「この先に生き残るには」、あるいは言い回しを変えて「これから生き残るには」にする。「絶対無理」ではなく「絶対に無理」と書く。これは読者がどうというよりも、自分がなんかイヤというのが大きいです。

有名人の名前を出す際は、呼び捨てにしない。イジりはするけど悪口は書かない。イジりというのは小島よしおさんはスベっているとかゴールデンボンバー演奏しろとか、御本人も承知であろう範囲内でのことです。

あいつは女癖が悪そうとか、あいつは芸能界から追放されてユーチューバーになったとかいうのは悪口です。

そういうことは絶対に書かない。有名人じゃなくて知り合いや友達であっても悪口は書きませんけどね。面と向かって当人に言えないようなことは書かない。

自分がネット弁慶なのを自覚しているからこそ気をつけています。いるつもりです。Twitterだとたまにやらかして後消しするけど……。

そんなところですね。予想以上に長くなってしまいましたが、なんの参考にもならんのではないか、これ……。

でも、自分のnoteは自分が気持ちよくなるためのものなので。さあ、みんなもnoteで気持ちよくなろう。noteはいいぞ。

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