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美少女になりたいから絵に描く

うすうす気づかれていると思いますが、実はぷらーなは14歳ではありません。

それだけなら、なんだそんなことか、ずっと前からわかっとったわ、だいたい現役14歳がそんなにフルカウルミニ四駆に詳しいわけねえだろという話ですが、ここでもうひとつ白状すると、アイコンの画像と実際のぷらーなとは、まるで別人です。

それもとっくにわかっとるわ、いい加減にしろ、という話ですか。ああそうですか。すみません。

なにせ、ニッセンのカタログで興奮していたとか、里菜おねえさまに対する煩悩とか、およそ清楚からかけ離れたことばかり書いているので、ここまで自分の恥部を露呈するアホが現実にいるわけがない、実はぷらーなは美少女で、わざとキモいネタを捏造しているのてはないかと、勘ぐっている方もいらっしゃる可能性があるので……。

ここではっきりとお断りさせていただくと、ぷらーなは美少女ではなく、これまでに書いた恥ずかしい過去の数々もすべてノンフィクションである。残念ながら。

ならばなぜアイコンをもっと本人に似せたものにしないのか?という問いに対しては、単純に……、あの……、その……、だってほら、……恥ずかちいんだもん。

自分で描いた架空の美少女にデレデレしているほうがよっぽど恥ずかしいのでは?という空からのツッコミが今しがた聞こえましたが、誰がなんといおうと俺が描いた俺の美少女はみんなかわいくて、インターネット上に登場させたくて仕方がないのだから仕方がない。
  
画力は大してありません。絵が上手いか下手かでいえば、下手です。デッサンもちゃんと覚えたことがなく、アイビスペイントも基本的な機能しか使えない。

しかしながら、自分で描いた女の子たちがかわいい。かわいいかよ。ギザカワユス。待って無理しんどい。

つまりは自分が作り出したものに自分で萌えているわけで、それは屈折したナルシシズムなのではないかということになります。もしかしたら自己愛の一種なのかもしれません。

ではリアルの自分の顔が好きか嫌いかといえばまあそれは嫌いで、死ぬほどブサイクとまでは言わないが、チー牛顔と指摘されれば、はいそうです、ちなみに松屋派です、でもいちばん好きなのは宮本むなしです、と答えるほかない。宮本むなしというのは大戸屋の関西ローカル版みたいなところです。

しかしながら、自分の顔を変えるには整形外科に行くくらいしか方法がなく、高須クリニックにお世話になるための予算は今のところない。

ちなみに高須クリニックでは顔面のみでなく男性のシンボルの整形施術も受け付けているそうですが、大きさにはあまり自信がないという悩みはあるものの、今のところ元気に動くので行く予定がない。こんな余計な下ネタをいちいち入れるあたりの精神は14歳である。

アンパンマンのように手軽に新しい顔に変えられたらどんなに気楽だろうと思うのですが、現代の技術では流血せずに首を挿げ替えるという芸当ができるのはたぶんセロさんくらいでしょう。

でも、セロさんとは全く親しくないので頼めないし、もし頼めたとしても、きっと高須院長の診察料よりも遥かに高額でしょう。

幼少時の鳥山明先生は、欲しいものがあればとにかくそれをひたすら絵に描いて、欲求を発散させていたのだそうです。

自分が2次元の美少女を描くのはつまりそういうことで、美少女が欲しい、美少女の顔と形と性格が欲しいのです。これは美少女と付き合いたいとか結婚したいとかそういうことではなく、自分が美少女になりたい。どうかしているんじゃないかと自分でも思うけど、同化はできない。

いくらセロさんでも他人を遠隔で美少女にさせるイリュージョンは習得できていないでしょうから、やはり絵に描くしかないのです。

鳥山先生は『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』という国民的ヒット作を世に送り出し、今や絵に描かずとも大抵のものは手に入るはずですが、アラレちゃんのように地球を割ることや、亀仙人のように月を吹き飛ばすことは今でもできないはずです。だから今も絵に描いていらっしゃるのだと思います。たぶん。

いやあ、それにしても、自分のアイコンかわいいなあ。この娘に転生したい。ぶつかったら入れ替われたりしないかな……。

と、試しにスマホに額をぶつけてみ……、いやさすがにそれはキモすぎるとこの娘が言っているような気がするので、やめておこう……。

サウナはたのしい。