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ぷらぷらり日記 2021.7.19 大阪府枚方市〜京都府八幡市
久しぶりの散歩日記です。
昨日は腰を据えて枚方市へと向かいました。腰を据えないと行けないくらい枚方市は遠いのです。
いや距離としてはそんなに遠くないのですが、市と市の境に枚方大橋という長い橋が架かっているので体感的に遠い。
枚方市駅前には、あのTSUTAYAの第1号店が存在します。といっても現在は改装されて巨大なビルになり、スタバも入っている意識の高いオサレスポットです。
改装前は枚方駅ビルの下にあったと記憶していますが、はっきりいってかなり老朽化していました。でもあの鄙びた雰囲気はわりと好きだったなあ。
枚方市街から少し離れたところにある樟葉(くずは)駅前には、くずはモールというクソデカ商業施設があります。写真はそのほんの一部であり、実際はこのクソデカ建造物を5〜6個ほど並べて真ん中にちょいデカ飲食店街を設置して向かいにそれなりサイズの映画館をくっつけたものが完成形です。
そのクソデカモールを抜けて、くずはアベニューという通りをまっすぐに歩いて行きます。だんだんクソデカモールの賑やかさから遠ざかり、素朴な住宅地や公園の風景が見え、商店が点々と立ち並んでいたりします。
イヌネコ病院もあります。きっとお医者さんもイヌネコなのだと思います。ていうかこのお医者さん、一見イヌのようだけどネコのヒゲも生えていて……。ハーフかな?
かれこれ30分は歩き、とてつもなく雄々しい地名の場所へと辿り着きました。男の山の泉……。うーん。
これはなんだろうか?入れば男の中の男になれるのだろうか?女山泉もあるんですかね?どっちかというとそっちのほうがいいんですが。
枚方市の隣は京都府の八幡市ですが、心なしかどんどん緑が多くなっているような。そして、枚方市は猛暑だったけど、なんか八幡市に入ってから涼しくなってきた気がする。
目的地は通り過ぎましたが、せっかく初めて八幡市に来たのでもう少し歩こうと進んでいくと、砂場とベンチしかない、必要最低限のものしか置かない硬派な公園がありました。
砂場の草の生え方とか、ろくに管理されていない感があっていい(いいのか?)。
でもそのわりにベンチは綺麗で、ゴミも落ちていないんですよね。
あたりは閑静な住宅地でご老人も多そうだし、目の前が主要道路で向かいにローソンがありヤンキーが来そうな立地ではあるんですが、誰もここ利用しないのかな……。
近くにあった一蘭に入りました。なにげに、初めての一蘭。
券売機でチケットを買うのはともかくとして、カウンターがしっかりと仕切られていて、店員さんの胸から上がまるで見えず、麺の固さなどの注文はすべて筆談、水はセルフで汲むという徹底ぶり。例のアレに完璧に対応した現代的な様式。
とんこつラーメンというのは福岡県福岡市博多の発祥(諸説あり)とされることが多いそうで、その成り立ちから一蘭のこだわりまで、店内にひしひしと書かれていました。
一蘭のラーメンの材料を作る工場は徹底して部外者立ち入り禁止であり、たとえ一蘭のキッチンスタッフが80年つとめ上げてもその味を再現することはできないという……。すげえな。
スープをギトギトめに注文したのですが、魁力屋(京都発祥のラーメン屋チェーン)のほうが背脂のエグみがヤバい。
次はすべての項目を濃いめにしよう。
さて、今日の目的地。「竹取温泉 灯りの湯」。八幡市内で唯一のスーパー銭湯です。
京都市内には何十軒もの銭湯があるというのに、淀川を挟んだ位置にある八幡市は、なぜか一般銭湯がひとつもありません。
唯一のスーパー銭湯であるここも、2019年に開業とかなり最近できた場所なので、一時期は八幡市に浴場施設が全くなかったということに。 ※追記︰市営浴場が1軒だけ存在するそうです。
天然温泉とのことで、入浴料は920円。だいたいどこでも700〜850円で入れる阪神エリアに比べて、京都のスーパー銭湯は基本的にお高め。
それたけに泉質はとても良かったです。石清水八幡宮から湧いたという水風呂が実に心地好い。17度とちょい冷ための設定なのも好みだ。
八幡市にはこんなに良い水があるのに銭湯がないの、もったいないなあ……。
かつては風呂屋が栄えていたけどどんどん閉業していったというのではなく、そもそも昔から銭湯がない地域だったみたいなんですよね。
スチームサウナと塩サウナが合体した一室でゆっくりと過ごしました。はっきりいってぬるいですが、テレビがあるので退屈せずに過ごせます。どちらかというと個人的にはスチームサウナにテレビは要らないんですけども。
夜になると周りの竹林がライトアップされて、これがなかなか風流です。
駅から遠いせいもあって、21時くらいに帰りましたが、アクセスが良ければもっと長居したかった。
おまけ。昭和感が強いマスコットキャラ。ワイパーだけはどうしても擬人化できなかった模様。
おまけ2。合い言葉は天の川。
サウナはたのしい。