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悶々

大学に入ったら人生まじハッピーかなと思ってた。自由!万歳!みたいな。

でもなんかなぜだかわかんないけど高校の時より悶々としてるこの青空とは反比例にね。自分はクズなのか?クズではないのか?とかいう謎の自意識に苛まれたような自問自答を何かあるたびに繰り返して、人を求めてるのに人を拒絶したい気分になる。

上京してきて誰も私のことを知らなくて、必要としてなくて、もう存在も無くなったようになった時はあれだけ辛かったのにもかかわらず、人がいればまた煩わしくなって私はバカだなぁと思う。

もう全てがどうでもいいって投げ出したい気分になって死にたくもないけれど死にたいなぁとかふと胸に出てきたり、誰かを無性に傷つけたくなったり。

好きでもないって言い切れるのに付き合ってる恋人がいたり、なのに別れられない自分もいてもうラインをすっからかんにしてsnsさえなければちょきんって切れるのかなぁとか。

大学に響くバイトとかサークルで気になってる人ができてぇ!みたいな浮かれた話に唾を吐きたくなって、口を塞いでやりたくなる。お前の恋愛なんて所詮アリ以下なくせに。

こうやって死ぬほど頭に暴言が指を鳴らすように出てきてああそういう自分もほんと殺したくなるよね。

みんなの執着のあるものを全て1つずつ壊していきたいし、その熱狂的に言葉を紡ぐ唇を塞いでやりたい。

ああああこのうるっさい煩わしい腹立たしいこの平成最後の夏を乗り切れる気はしないけれどとりあえず心の底からどうにかなれちゃう何かを探し続けるしかないんだろうな。自意識なんて捨てて生きれたらどんなに楽だろうか。

#平成最後の夏 #悶悶 #散文 #小説 #日記 #大学生 #憂鬱 #自意識

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