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ライターが違法な依頼を引き受けた場合の責任は?逮捕や損害賠償請求される危険性について

ライター業をしていると、ときに「怪しい」依頼の打診を受けるケースがあります。
「これってやばいんじゃないの?」と疑問を感じつつも、報酬が高いからといってついつい引き受けている方はいませんか?

もしもクライアントの違法行為に加担したら、ライター自身も逮捕されたり損害賠償請求を受けたりする可能性があります。このマガジンをお読みの方はそのようなことはないと思いますが、目の前のお金にくらんで違法行為に加担することなど、決してしないでくださいね。

今回は、ライターが巻き込まれやすい違法な依頼のパターンや発生する責任の内容について、解説していきます。

1.著作権法違反の依頼と罰則


ライターが巻き込まれやすい違法な依頼でもっとも多いのは、著作権法違反の依頼ではないでしょうか?
たとえば他サイトの文章をそのままコピペして貼り付ける、あるいは軽くリライトするだけの依頼、他サイトの画像や文章をそのまま引っ張ってくる依頼などです。
画像や動画の引用の際にも、法律の定める条件を満たさないと著作権法違反となります。著作権法違反には重い罰則もあるので注意してください。罰則の内容については以下の項目でご紹介します。

1-1.著作権法違反と考えられる依頼
例を挙げると以下のようなものがあります。

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17歳で重度の拒食症(摂食障害) 25年間苦しみ続けてきました。 必死で勉強して弁護士になりましたが病気が悪化して廃業 その後、在宅ライターになりましたが命の危機もあって入院中です 毎日入院日記を投稿中 よかったら闘病生活のサポート、お願いいたしますm(_ _)m