どうしても読んでる〜このループからは抜け出せない〜
最近、悩んでいることがあります。
いや、悩みは尽きないものだし
悩みのない人なんていないと思っているので
最近、悩んでいるんだよね っていうのは、
❌(珍しく)最近、悩んでいる
⭕️最近(は、こんなことで)悩んでいる。
っていうニュアンスだと思ってます。
すみません、ここまで話しといて申し訳ないのですが、ニュアンスの話は本題に関係ないです🙂
でも悩んでいるのは本当。
困ってるんです。辞められなくて。
傷つくし、引きずってしまうと分かっているのに、離れることができないんです。
周りからは、そんなに暗い気持ちになるなら離れればいいのに…って言われます。
分かってる。
分かってるけど、私にはどうすることもできないのです。
朝井リョウさんの本を、読まずにはいられないのです。
社会の闇とか、目を背けたくなるような人間の心理を、あえて言語化した作品が多い朝井さん。
自分ってなんて愚かで、傲慢で、恥ずかしい人間なんだろう。
もっと謙虚に、そして想像力の限界を痛感していかなければ。
作品を読み終えると、決まって暗い気持ちになるのです。
しかも何日か引きずる。
何冊も何度も読んで、それを分かりきっているはずなのに、懲りずに手に取って読んでしまう。
朝井リョウさんの作品は、一種の中毒性があるのかもしれません。
読む→自分の愚かさを痛感する→より謙虚になろうとする→もっと"気づき"が必要→読む
これを私は、8年も9年も繰り返してきたのです。
それでもまだまだ、足りてない。
もっと、自分の想像し得ない視点からの話を、読まなくちゃ。
まだ自分に備わっていない視点はないか。
もっと、もっと、思考を深めるために、朝井作品を読まなくちゃ。
想像以上に、重い重い依存をしているかもしれません。
自身のことも想像できないなら、やはりもっと朝井さんの描く視点を読まないと。
そうやっていつの間にか、この暗いループから出られなくなってしまったのかも。
でも朝井さんのように、文章の終わりに淡い希望を持たせるとしたら、
私はこのnoteの終わりを、ある人から言われた言葉で締めたいと思います。
朝井リョウさんの作品は、
自己啓発本をいくつか読むよりも、
よっぽど思考が深まる小説だと思う
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