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独学で保育士資格を取った話⑥私が挑んできた道のり

こんにちは。記事を見てくださりありがとうございます。
保育士資格の取得を目指す方
主婦の方で子育てに向き合ってきた方
保育士資格って独学でとれるの?
と、少なからずご興味があってこの記事と出会ってくれたのではないかな?と思います。巡り合えたことをうれしく思います。

今まで過去に、
保育士試験を独学でとるには受験資格が必要だよ。
保育士資格の勉強を始めるときにスケジュール感や教材はこれを使ったよ。
勉強を始めた時の自分のペースをあぶりだすよ。
勉強がはかどらない時も少しづつ前に進もうね。
試験目前から試験当日までの気持ちの変化と行動のススメ
などなどシリーズにしてお話してきました。

興味がある方はぜひ、今回の記事以外もご覧いただけると嬉しいです。

では今回の本題です。
私は保育士試験を一発合格できた人間ではありません。何度も挫折や苦悩と闘いながらも諦めずに挑み続けた人間です。
何年間保育士資格を取得するまでに時間を使ったでしょう?時系列で並べてみました。挫折と苦悩を並べてみます。

平成28年 
  初めて保育士資格を取ろうと心に決める
平成29年  
  この時、年子の男の子2人を育てながら、仕事と子育ての合間に勉強をしていました。朝はバタバタの中保育園に送り届け、家も片づけ切れない、もっと勉強した方がいいだろうに。でも2人の子供はどんどん元気いっぱい動きたい盛りの4歳と3歳。はあ。手が回らない。そんな感じで週3日仕事をし、それ以外の日に勉強を進めていました。
平成30年
  保育士試験の勉強もコツコツ、本当に少しづつ、本を開いては一単元のみしか進まない、そんな感じで進めていました。ここで知り合いの保育園から仕事を依頼され、期間限定とのことだったので仕事をすることに。なので元々の仕事と合わせて週5日に増やした矢先、第3子を妊娠!出産まで受けた仕事を全うしましたが、体力的にも勉強の進み的にも自信がなく、今回の受験を諦める。
平成31年・令和元年
  気持ち的にも、常に頭の中に保育士試験の勉強がある訳ですが、日々をこなすことだけで疲れてしまうこの私。上の子のたまに訪れる夜泣きやおねしょ。夜中のトイレの付き添い。赤ちゃんの夜の授乳による寝不足も重なって、体力がきつかったです。でも、やはり時間が少しでもあるなら!と奮い立つ日もあったり。色んな気持ちがゆらゆらしながらも思い出す保育士試験の事。だったら再チャレンジ!と第3子を出産後、お家で過ごすこの期間に、また勉強を始めました。そして第3子が1歳になった時、後期試験を初受験したのです。1日目は上の子の幼稚園行事で欠席でしたが、4科目合格することができました。
令和2年
 私は職場復帰をしました。第3子は保育園に。第2子は幼稚園に。第1子は小学校に入学しました。みんなバラバラなところがまたなんともすごい一年だったんですが。 
 それよりも!世間がコロナウィルスって何?!怖い。とウィルスの脅威がどんどん強まってきたあの頃。皆さんも覚えていますよね?クルーズ船の中でコロナ患者が見つかり、それはそれはすごい警戒される中、日本に上陸し、処置を受けた方がいらっしゃいましたよね。インバウンドでたくさんの海外の方も爆買いの為に日本にいらっしゃっていた時期でした。みんな不安と自由が少しづつ奪われ始めた時です。
  保育士試験も前期はコロナで中止になりました。後期は受験が可能になったんです。様々な予防策を講じた中での受験が始まりました。しかし私は、自分の中でコロナを不安視して未受験となりました。
令和3年
  コロナウィルスに対する考え方も知識も予防接種もだんだんと進んでいきました。そこで私はもう一度筆記試験を受ける決意を固めます。色んなコンテンツを探り、YOUTUBEも活用して、隙間時間に学べるものがどんどん増えてきていました。なので、前受験時に勉強していた時よりも断然はかどりました。本→問題を解く→耳から音で取り入れる 様々な勉強を取り入れる方が脳の刺激にもなって良い!と実感をした時期です。
  そして前期試験に挑み4科目合格。残り1科目…とこの時にはすごく悔しかったです。本当に悔しかった!だけど時間が経つと、なぜか残り1科目をクリアすればいいなんて、これまでいろんな科目を勉強していた時間を1科目だけにできるなんてラッキー。そう思えるようになって迎えた後期試験。残りの1科目を合格することができました。
  いざ実技試験!なのですが、母の還暦祝いをする日程が他家族との調整でこの日しかない!となり、実技試験を諦めたんですね。私は実家から500キロほど離れたところで暮らしています。コロナもあって実家には全然顔を出せていませんでした。そんな時、母が還暦ということで地元に暮らす姉弟が一生懸命考えてくれた母の還暦祝い。私には母と家族を優先してでも、また挑戦するぞ!という気持ちでいっぱいでした。
 だってもうこの時点で、何度も何度も受験OR未受験で気持ちは揺らいでますから。諦めるではなく、また挑戦できる自分になれるという自信だけはありました。
令和4年 
 あれから半年、実技試験に関する勉強だけに集中できたこともプラスに受け止められるようになってきました。造形と言語を選んだのですが、何度も何度も実際の時間形式で造形の為に絵をかきました。そして、言語に関しては動画(ここでもYouTube大活躍です)でコツを学んで、一人模擬プレー。そして一人ビデオ撮影なんかをやりながら、コツコツと実技試験に向けて勉強を進めていきました。
 さあ実技試験の2日前。ここで義父の訃報が入ります。大丈夫大丈夫。主人と子どもたちが大好きだったじいじとのお別れしっかりできるようにサポートしよう。私は義父との色んな思い出が溢れて涙でいっぱいですが、気持ち強く持ち、精一杯そこに立っていました。葬儀の日程が決まり、翌日葬儀は執り行われる運びとなり、無事に皆でしめやかに義父を送ることができました。悲しみと溢れる思い出、通夜葬儀等での疲れもあり、明日の試験は行けないな。ここで気持ちを切り替えました。だって何度も苦しい時があった。諦めたときもあった。今回だってそう。また次に挑戦すれば大丈夫。 
 そんな時、主人が明日の試験行きなよ。子どもたちは見ているから。と背中を押してくれたのです。自分の父親が亡くなった悲しみの中で。私は心苦しくも、受験に挑むことになったのです。精神状態も体力も厳しかったですが、翌日は早朝から受験会場にとりあえず行こう。行けばいいんだ。私にできることは、会場に行くことだ。そう奮い立たせて受験を受けました。 
結果は合格。

これにて、長かった保育士資格取得に向けた取り組みをコンプリートし、保育士資格を取得できました。

この7年間の挫折や苦悩を書いてきましたが、この時間の全ては必要な選択と必要な時間だったのだと思います。
大変でしたが、それぞれの人生があるように、保育士試験を取得する過程はみなさんそれぞれだと思います。

一発合格の方も、数回受験の方も、最後に資格を取得できた時、同じ保育士資格のある人となります。

これから保育士資格を独学で受験されたい方のイチ参考になれれば幸いです。

簡単に書くと
筆記試験1回目 不合格
筆記試験2回目 未受験 (コロナ中止)
筆記試験3回目 未受験
筆記試験4回目 不合格
筆記試験5回目 合格
実技試験1回目 未受験
実技試験2回目 合格

こういう流れです。最後に諦めなければ、挑戦は何度でもすることができます。
あなたの望むことが、資格取得なのであれば、失敗してもくじけても、挑戦することはできます。
それを決めるのは、自分です。
自分の決断次第で、結果は変えられると思います。
これが、人生を自分で築くということなのかな?と少し思い始めています。

それでは今日はここまで。最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

あなたに届きます様に…


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