【大分県佐伯市豊南高校跡地活用プロジェクト】廃校広場で遊んで学ぼう!「佐伯ぼうさいキャンプ」
1/20(土)、旧佐伯豊南高校跡地にて、災害時に役立つような防災スキルを、楽しく体験できるアウトドアイベント「佐伯ぼうさいキャンプ」を開催しました!
企画の目的
旧豊南高校跡地活用プロジェクトは、完成された場所ではなく、少しずつまちに溶け込むような、新しい場づくりを実現するために、地域の方、子供から大人まで、多様な人々が旧豊南高校跡地に集まり、小さな実験を繰り返しながら、この場を耕していくという思いから、始まりました。
PUBLIC+チームではプロジェクトの伴走支援を行い、地域を巻き込みながら社会実験を積み重ね、地域の皆さんと共に、旧豊南高校跡地のあるべき姿を模索しています。
今回の社会実験では、旧豊南高校跡地が地域の防災拠点として機能する可能性を探るべく、跡地の広場と校舎を活用した「地域の人々の日常的な防災意識を高める防災キャンプ実験企画」を考えました。
旧豊南高校跡地活用プロジェクトの取り組みについて、過去の投稿もぜひご覧ください。
社会実験開始!
天気はどちらかというと悪天候…にもかかわらず、
旧豊南高校跡地の広場には、多くの家族連れがやってきました。
火おこし体験ワークショップ
テントテントツアーズの工藤さんによる、火おこし体験ワークショップ。
「ファイヤースターター」という道具を使い、火をおこします。
ファイヤースターターとは、マグネシウム等が含まれた棒を、角が立ったもので擦ることにより、火花が散り、火をおこすことができる道具です。
災害時、ガスが使えなくても、ファイヤースターターを使って火をおこすことができます!
ほぐした麻紐に火花を散らして、火をつけるというシンプルな手法。
簡単そうに見えますが、人によってはなかなか火がつかない人も…
ワークショップに参加した子どもたちや大人も、火をおこそうと夢中になっていました。
テント張りワークショップ
広場では、テント張り体験ワークショップが始まりました。
火おこしと同様、防災に役立つスキルの1つです。
家族や友だちと協力し合いながら、1つのテントを組み立てていきます。
防災グッズを活用した、地域の皆さんによる炊き出し
鶴岡地区の皆さんによる炊き出しでは、炊飯袋を使って炊いたごはんが提供されました。
炊飯袋にお米と水を入れ、約30分程度、沸騰したお湯に入れてできあがり。
炊飯袋は、お米と少量の水だけで手軽にごはんを炊くことができる防災グッズです。
遊び場、ドッグラン、活用方法はさまざま
広場の入り口付近では、丸太と木材チップを使った遊び場。
他にも、校舎の廊下に人工芝を敷いた、ドッグランのスペースが登場。
今回の社会実験では「防災」をテーマに、旧豊南高校跡地の広場と校舎の様々な活用方法を見出すことができました。
また、「地域の中に溶け込み、大人も子どもも自然と集まるような場所」として、旧豊南高校跡地が活用されることを願っている地域の声が多いように感じました。
アンケートでいただいた「地域の声」をもとに、
今後、誰が具体的にどのように旧豊南高校跡地を活用していくのか
地域の皆さんと意見交換しながら、しっかり方向性を定めながらプロジェクトを進めるサポートをしていきます!
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