臨床心理学とは
非常に難しい学問だと思う。
と、言うのも単なる心理学ではなく、「臨床」だからである。
単なる知識だけではなく、現場で活かされる技術を必要とする。
様々な種類が存在する心理療法というツールを用いて現場のクライエントの問題解決に寄り添う専門職だと思っている。
人の話聞くだけでしょ?
シンリシって何する人?
教育領域でスクールカウンセラー をしていても、意外とこのようなことを尋ねられることは珍しくない。
確かにそこにニーズは存在する。が、しかしそのシンリシがどのようなことが出来て、どのように動いてくれるのかを知ってくれていることが意外と当たり前ではない。
そのような点を踏まえても、自分には何が出来るのかをしっかり明らかにした上で、現場のニーズに応えていくことが大事だと常々感じる。
臨床心理学は非常に難しい学問である。
どんなに学んでも終わりがない。学んだからと言って明日の面接場面ですぐに活かされるわけではない。だからこそ、今日もページをめくる指が止まらないのかもしれない。
いただいたサポートを活用して、学術書のレビュー等を行いたいと考えています。よろしくお願いします。