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SNSが繋ぐ人と人の関係性の中で

こんにちわん、こんばんわん!心理学が好きな犬です。

この投稿は、Panasonicとnoteがコラボ企画「 #やさしさにふれて 」への投稿作品です。

さて、やさしさとはどのようなものでしょう?

私たちはさりげなく「ありがとうございました」とお店の店員さんや、バスの運転手、あるいはタクシー運転手へ感謝の言葉を添えています。

そういった言葉にいつの間にか心が伴っていないような気がしてしまうこともあります。

義務的、機械的とでも言いましょうか、そういった「義務的なありがとう」ってどうなんだろうってたまに思ってしまいます。

そもそも根底には、人間社会における秩序維持のための行動様式としての礼儀正しさがあるからこそ「ありがとう」の文化は世の中で形作られているように感じます。

とはいえ、私もコンビニバイトの経験がありまして、無言で会計を終えるよりも、それが例え「義務的なありがとう」だったとしても相互のコミュニケーションが成立した際は暖かみを感じていましたし、言われて不快になったこともありません。そういう意味では対価としてお金を払ってもらう以上に価値がある行動とも受け取れるわけです。

さて、ここからが本題です。私たちは今、SNSを中心とした多くのコミュニティの中で生きています。そう、たった今このnoteを読んでいる瞬間もそう。

このような「半匿名性」の世界における私たちの行動は、現実の社会以上に曖昧で無秩序で一方通行の認識をしまいがちで非常にアンバランスになりがちです。

「フォローが解除された。嫌われたのかもしれない」「アカウントがいつの間にか無くなっていた。あの時あんなコメントをしてしまったからでは」

「あのツイートは私への悪口ではないか」

そのようなネガティブな思い込みを一方的にしてしまうことはないでしょうか。

私は、あります。めちゃくちゃ豆腐メンタル故に。

このような思い込みって意外と本当に思い込みで全然そんなことなかったりすることも多いんですよね。それでも人間はネガティブな方向に考えがち。そのネガティブな思い込みが相手への攻撃性に変わってしまっては非常に危険ですね。

「半匿名性」とこの世界を言い表すのも時代の変化でしょう。匿名の有象無象が好き勝手に言いたい放題言える時代は過ぎ去りました。

すでに様々なプラットホームで攻撃性のある書き込みはユーザーごと規制されていく流れができています。

今やインターネット上でもリアルと同様かそれ以上の他者への配慮が必要な時代なのです。

そういった背景もありインターネット上においても、相手への「やさしさ」や「ありがとう」をしっかりと可視化させていく必要があります。

このようなことに改めて気づき感じたのもこのような執筆活動を始めてからだと思います。

コメントを残してくれたり、リプライを送ってくれることは自分に関心を持ってくれていることの現れであり、ありがたいことです。そういったことに対し「ありがとう」の言葉を伝えることも大切なことだと思っています。

コメントとして残すこと以外にも、noteだとスキすることやフォローすることも相手への「やさしさ」だと思いますし、そういった非言語的なリアクションが無意識的な相手への好印象にも繋がります。

インターネット上という曖昧で無秩序で一方通行の認識をしがちな空間でこそ、相手への距離感を考え、近すぎず遠すぎずの心地いいくらいの関係性を形成できたら嬉しいことには喜んで、ちょっと嫌なことがあっても気のせい気のせい、と軽く流して嫌な感情をゴミ箱に捨てられるのかなと思います。


最後に、いよいよ寒くなっておでんが恋しい時期になってきますが、コンビニでおでんセールでおでんを大量に買った帰りは店員さんにありがとうの気持ちも添えてください。店員さんの心も温まるはずです(オチてないですか???)




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