採用も顧客も含めて「人」が集まる訪問看護は、ブランディングに成功しています。これは、再現性が高く揺るがないと感じています。 どのようなビジネスも、まずは「戦略」が方向性を決め、次に「戦術」がその方向性を加速させると感じます。ブランドは、ビジネスの方向性を決める戦略と言えます。訪問看護においてブランディングを成功させるポイントは、事業の成長曲線によって違いがありますが、創業期から成長期では、スタッフのWantsを徹底的に開発し、社会のJobとマッチングさせる事です。
会計には財務会計と管理会計の2種類があります。財務会計は、情報提供機能と利害調整機能を果たすために組織の財政状態と経営成績を開示します。一方、管理会計は、組織の経営マネジメントに役立つ情報を提供します。この2つは、要求される情報の属性が違います。財務会計は、正確性や検証可能性、網羅性などの属性が求められます。管理会計は、有用性のみです。そのため管理会計情報には、非財務的情報が含まれます。訪問看護の会計思考力とは、管理会計思考力のことを指します。 管理会計は、意思決定、業
フォード創業者のヘンリ・フォードは、こんな言葉を残しています。「人が集まってくることで始まり、人が一緒にいることで進歩があり、人が一緒に活動することで成功をもたらす。」この言葉はまさに、訪問看護ステーションの運営だなと感じます。 一人でできる事はたかが知れており、リーダーとして成果を上げるためには、より良い人間関係の構築が不可欠になるからです。そこで、訪問看護ステーションのより良い運営には、組織心理学がとても重要であると思います。日々のマネジメントにおいて感じる事は、マ
訪問看護は、労働集約的ビジネスです。そのため、組織マネジメントが重要になります。組織マネジメントとは、組織をスムーズに運営するための手法です。訪問看護管理者の役割としては、特に「ヒト」のマネジメントが重要になります。 「ヒト」のマネジメントは、採用したスタッフに適切な教育を施し、働きに見合った評価・配置を行い、報酬を与えるという一連のプロセスをさします。 事業所として目指すべきゴールを見据えたうえで、各プロセスを回すことが重要になります。これらは訪問看護の場合、ラダーな
オミクロン株は、ウイルスが細胞に侵入する際に使う表面の突起「スパイクたんぱく質」の変異が約30カ所あり、変異はデルタ株の10カ所前後を大きく上回ため、ワクチン接種や以前の感染で体内に作られた抗体が、効きにくくなっている恐れがあり注意が必要です。また、オミクロン株は、ワクチンを2回接種した後に感染する「ブレークスルー感染」が目立つことも特徴で、クラスターに気を付ける株と言えます。訪問看護では、スタンダードプリコーションがめっちゃ大事!! コロナウイルスはRNAウイルスの為
訪問看護サービスは、介護保険制度と医療保険制度の両方を使ったサービスです。そのため、訪問看護13,003事業所(令和3年4月全国訪問看護事業所稼働数)は、介護保険制度と医療保険制度を使用した同じマネタイズのビジネスといえます。では、提供しているサービスの価値は同じか?…。といえば、違うと言えます。なぜなら、サービス価値は訪問スタッフの属人的サービスに依拠しているからと言えます。これは、事業リスクと言えます。そこで、訪問看護におけるサービス価値を考察してみたいと思います。
社会に貢献するため、サービス開発を随時行っています。毎週、木曜日に勉強会が開催されています。今回のテーマは「子どものうつ病」。 子どものうつ病は増加傾向にあり、10代で3~8%の有病率と言われています。5歳から18歳までにうつ病に罹った事のある子どもは、20%になるそうです。私が訪問看護を運営しているエリアで換算するとこうなります。(令和3年横浜市住民基本台帳より) 仮に8%の子どもがうつ病を患っているとすると、区の訪問看護介護保険サービス給付実績に近い人数になり
天職は看護師。訪問看護が好きです。けど、得意な事と言われると、分析とビジネス開発、マネジメント、教育…。得意な事は、看護師では無いですね。(-_-;) 現在、訪問看護事業の運営を行いながら、コンサルティング事業を行っています。コンサルティングは、訪問看護の立ち上げから運営のトータルマネジメント行っています。 そんな中で、日々日々感じる事や学んだ事を書いて行きたいと思います。