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訪問看護のブランディング

 採用も顧客も含めて「人」が集まる訪問看護は、ブランディングに成功しています。これは、再現性が高く揺るがないと感じています。 

 どのようなビジネスも、まずは「戦略」が方向性を決め、次に「戦術」がその方向性を加速させると感じます。ブランドは、ビジネスの方向性を決める戦略と言えます。訪問看護においてブランディングを成功させるポイントは、事業の成長曲線によって違いがありますが、創業期から成長期では、スタッフのWantsを徹底的に開発し、社会のJobとマッチングさせる事です。

 訪問看護におけるブランディングは、ステイクホルダーを含めた社会全体にサービス価値を認知してもらい、他社との差別化を図る取組みを行います。訪問看護におけるサービス価値は、地域の利用者のJobを理解し、利用者が欲するサービスを提供する事であり、実にシンプルです。これを、アウターブランディングと言います。

 また、ステイクホルダーの中に訪問看護スタッフが含まれているため、インターブランディングと呼ばれる、社内のマインドセットも重要です。当訪問看護ステーションは、「知力を尽くして生きるを支える」というphilosophyをモットーとしています。このphilosophyに基づいた自発的行動が、生まれやすい環境を意識して創造しています。インナーブランディングは、アウターブランディングを行う基礎と言えます。

  当ステーションの現在は、構築しているブランディングをどう見える化するかのところにいます。インフォグラフィックスをイメージ通りにしたいな、ブログももっと価値ある情報にしたいな等、紋々とした日々ですが、「rome wasn't built in a day」とコツコツとやります。











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