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厄年を乗り越えろ 京都厄払いの旅 お千度参りで開運 九頭竜大社


九頭竜大社

知る人ぞ知る・・・と言うにはあまりにも有名な御社おやしろが京都の八瀬にある。
誰もが知るような企業の創業者の方も年参りどころか、月参りで訪れるとのことだ。

九頭竜大社
駐車場より

こちらの神社はお千度と呼ばれる参拝方法が有名で、数多く開運の喜びの言葉を目にする。
私が訪れた時にも多くの方がお千度参りをされていた。

拝殿

まずは拝殿にて参拝。
お千度以前に、参拝の作法もこちらは他には無いものだ。
拍手や礼の回数も、所謂二礼二拍一礼ではない。
そして御真言を唱え、自身の祈願をさせていただく。
作法や御真言は拝殿の賽銭箱前に記載がある為、是非実際に訪れてご覧いただきたい。
それもまた神社を巡る醍醐味の一つだと思う。

ご祭神

九頭竜弁財天大神くずりゅうべんざいてんおおかみ
御名に九頭竜と冠している為竜の御姿を想像するが、あくまでも九頭竜の御力を持った弁財天様、女神様なのだと聞いた。
昭和29年11月24日、開祖の夢枕に九頭竜弁財天様が立たれて御信託を授かったそうだ。

汝の身を社にする
千人万人無限に人を救う
奇蹟を以て速座に守護を與える
神は人を救って神界に上る

九頭竜大社HPより

千人万人無限に人を救う。
このように非常に慈悲の深い女神様だ。

早速私もお千度参りをさせていただくことに。

お千度作法

始めに社務所にて蝋燭と御線香を拝受する。
蝋燭に名前と数え年、願い事を記入し、社務所正面の燭台へ。
ちなみに社務所中央の机に各種作法や、願い事の書き方や表現等の例が記載されている為参考にされると良いかと思われる。

最後まで燃えてくれることを祈りながら。

御線香は拝殿向かって左側の香台に。

火を灯す前に撮影すれば良かったと思った時には手遅れの様子。

それから拝殿向かって右側にある、お千度棒納め所からお千度棒を九本取る。
写真の撮影を失念。

まずは拝殿正面、石段の下で一礼。

同じ画像で失礼。

そのまま時計回りに進み、見事な九頭竜絵に一礼。

非常に迫力のある、それでいて慈悲深さを感じる美しい竜絵、こちらも是非直接ご覧いただきたい。

振り返って蛇石に一礼。

これほどまでにくっきりとした蛇紋石は見たことが無い。

お隣の初代御神木へ一礼。

初代御神木。

そしてそのお隣、現在の御神木に一礼。

若々しいエネルギーに満ちている。

振り返り御発祥の石碑に一礼。

裏を流れる滝の音が心地良い。

またまた振り返って旧本殿跡に一礼。

とても気の良い場所。

お隣、御本殿真裏
つまり御祭神に最も近い場所で一礼。

立派な御本殿だ。

そしてお千度棒を一本お千度棒納め所へお返しして一周とし、こちらを九度行う。
要は手元からお千度棒が無くなったら完了。
各箇所には白い陶器皿が置かれている為、間違えることは無いかと思われる。

この九度行うというのも、こちらの神社が定めたわけではないという。
熱心に信仰される参拝者によって、時を経て自然発生的に定まってきたものなのだそうだ。

おみくじ

お千度が終わったら、是非おみくじを引いていただきたい。
社務所にて初穂料をお納めし、拝殿横のおみくじを引く。
こちらのおみくじは、◯吉のような一般的なものではなく、神主様が受け取られた神様からのお言葉を記したおみくじを拝受出来る。
その時その人に必要な一行の御言葉が授与される。

拝殿横に設置されている。
私は十二番。

社務所にある棚から、該当の番号の引き出しに入ったおみくじを一枚取り出す。
ちなみに私はとても嬉しいお言葉を頂戴した。

護符

これまた珍しい授与品を受けることが出来る。
内服することで御神徳を頂戴する護符というものがある。

初穂料はお気持ち。

こちらの中身は優しい味わいの砂糖菓子を粉末状にしたようなもの。
私は水無しで味わいながら飲み込んだ。

包み紙は持ち帰った場合は自宅で御焚き上げするか、社務所内の火鉢にて御焚き上げする。

すんごい煙が出るので、少々気まずい。

包み紙はくれぐれもゴミ箱へ捨てないようにご留意下さい。

参拝が済んだら、是非本殿裏に流れる滝をご覧いただきたい。
大きな滝ではないが、とても清らかな空気が流れている。
写真は撮影したが、イメージを損ねてしまいそうな写真であった為、掲載は控えさせていただく・・・。

境内には他にも、御霊水を頂戴出来る場所がある。

御霊水
美しい装飾

開祖がこの地に九頭竜弁財天大神様を祀ったところ、誰に聞いたかどのように広がったのか多くの人々が集まるようになった。
そうして現在では日本のみならず、世界中から参拝に訪れる方もいる程人々の信仰を集めている。
是非お千度参りをされて、おみくじを引いて、神様のお言葉を頂戴してみては如何だろうか。


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