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仙骨からの学び

先日、仙骨を学んだことで
改めてピラティスのティーチングにおける細かな部分を
見落とさないようにと再認識した話。

オンラインで
中軸骨格と付属肢骨格をテーマにワークショップ
を開催したことがある
エクササイズ指導で四肢に着目するか
中軸(頭部~仙骨・尾骨)に着目するか
意外とまぜこぜの状態で指導していることがある

ピラティス指導よくある指導用語で
「尾骨から脊柱を1つずつ順に動かす」
「骨盤をニュートラルにして股関節を回す」

これらは四肢を見るのか
中軸をみているのかによってその効果は変わってくると
思っている

ここで用語の話に戻るが
不足している言葉によって見落としている部分がある
最初の用語には「仙骨」が抜けている

後の文章は「骨盤」というのは
「両側の寛骨」という意味になるとより良い。

しかも互いに対してどう動いているかを良く理解したい。

つまり、「尾骨、仙骨から脊柱を1つずつ順に動かす」は
付属肢(ここでは寛骨)に対して動かすということ。

「両側の寛骨をニュートラルにして股関節を回す」
は中軸骨格(ここでは仙骨)に対して寛骨をニュートラルにする
ということ。

行うエクササイズには動く側とそれに対峙する部位が
どうなっているかという両側面を観察することで
新たな機能的側面を見ることができる。

少し?マニアックな視点だけれど、
習った用語に隠れた用語があるかもしれない
ので、改めて自分が普段使い慣れている言葉を
もう一度振り返るチャンスだと思う学びだった。

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