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仕事がつらいと思ったときに変えたい視点

こんにちは、きのです。今回はちょっと視点を変えつつ、セルフ・コンパッションともすこし絡めながら書いてみます。

先日、会社でのお昼休みにメンバーの女の子が「毎朝起きたときに、会社が爆発したらいいのにと思ってる」と言っていて。笑(わたしも同じようなこと思っていた時期がありました)

「きのさんはなんかポジティブですよね、楽しそうですね。どうしてなんですか?」と聞かれ、気付くところがあったので、シェアしたいと思います!

会社に行きたくない理由

「ああ、会社に行きたくないなあ」と思う理由は、どんなものがありますか?もう、数え切れないくらい出てきてしまいそうですよね。

・通勤電車がしんどい
・人間関係が面倒くさい
・仕事内容がキツイ
・お給料が少ない、あまり昇給しない
・評価してもらえない
・残業ばかり、仕事が多い

確かにサラリーマンとして働くうえで、こういう悩みってつきものです。
ただ、こういった「ネガティブな面」ばかり見てしまっていないでしょうか?

サラリーマンとして働くうえでのメリットって?

それではわたしが、今の会社でのサラリーマン生活にどんなメリットを感じているか書いてみます。

・ひとりではなく、組織(チーム)のなかで働いて成長していける
・先輩社員から学べる
・クライアントの力になれる
・働いた時間分だけお金がもらえる(良くも悪くも、ですけれど)
・規則正しい生活ができる
・お昼休みは美味しいものを食べたり、会社近くの本屋さんにふらっと寄れる
・「母」以外の自分でいられる

結構たくさんあります。

読んでくださっている方がどう感じられるかは分かりませんが、
わたしは、漠然とした「嫌だなあ、辛いなあ」という思いばかりに着目せず、このメリットを日々感じながら働いているので、苦痛に感じることが少ないです。

自分がどこに着目するのか、その視点は変えられます。ネガティブな部分にばかり目を向け続けていたら、ずっとネガティブなままです。

特に感じるのは、「会社から与えられた仕事さえしていれば、毎月決まったお給料が安定的に振り込まれる」…これってもちろん当たり前で、正当な権利なんですが、実は有難いことだよな、ってことです。

だって自分が社長な訳ではないのだから、多少のミスをしたって、お給料が無くなるわけじゃないのです。仮に自分で事業をしていたとしたら、死活問題になることだってあり得ますよね。

(念のためですが、会社から言われたことさえしておけばいいとか、そういう話ではないですよ)

ネガティブな面には対処をしていく

ただし「ああ、仕事に行きたくないなあ」という思い、それを放置するのは良くないです。

それぞれ違った事情で「行きたくない」と感じているはずなので、それを明らかにして、できる限りの対処を、少しずつしていきましょう。

先ほどの例で言うと、通勤電車がしんどいのであれば通勤時間帯をずらす、会社の近くに引っ越す、など。あるいは都会であくせく働かずに生きることを選ぶのもいいかもしれません。

耐え難い辛さを感じているケースであれば、転職も考えます。

わたしもいま転職して3社目ですが、2社目のときは耐え難い辛さを感じたため、転職をして今に至ります。

問題を放置しているといつまで経っても「ああ、会社に行きたくないなあ」という状態のままです。

会社に行きたくない要因には対処していきましょう。

職場の人間関係においては、「他者へのコンパッション」を持つのもひとつの手

最も悩ましいのが、職場の人間関係ですよね。自分に嫌なことをしてくる人、なんとなく嫌な人、少なからずいると思います。(程度が酷い場合は、転職を考えてくださいね。)

この問題に対して、セルフ・コンパッションの考え方を用いると、どのように対処できるのでしょうか。

セルフ・コンパッションってどんなのか忘れちゃったよという方は、以前の記事をご覧ください。

これは実際にわたしが実践して、人間関係が改善した方法です。

入社当初はチームリーダーとの信頼関係が成り立っておらず、時に傷付くことを言われていました。そして私は逐一落ち込んでいました。

その時、どうしたか。
①まずは、苦しみや悲しみに気付く。(自分と同一化しない)
②コンパッションを自分に向ける。
③コンパッションを、同じようにチームリーダーにも向ける。
この手順を踏みました。

苦しみや悲しみを自分から切り離すように努め、慈悲の気持ちを自分に向ける。そして、同じ思いやりを相手にも向けました。

リーダーはどうしてあんな風に言わなければいけなかったのだろう?
そういえば、あのPJが大変そうだった。
それに、わたしの行動がこうだったからかもしれない。
それなら行動をこう変えよう。

こんな風に問題を冷静に、客観視して考えることができました。

いま、リーダーとは信頼関係も醸成され、とても良い関係です。わたしがリーダーに慈悲の気持ちを向け、行動を変えていったことが伝わったのかもしれません。

「評価されなきゃ」→「相手をどうやったら喜ばせられるのか」

また、組織のなかで「評価されなきゃ」と意識するのはある程度仕方ないのですが、他人軸になりどうにもできず、苦しいです。

どうあがいても、評価は他者から下されるものであり、コントロールすることはできません。

それよりも、「相手に喜んでもらえるにはどうしたらいいのか」という視点で働くほうが、ぐっと楽になります。結果として評価に繋がることもあるはずです。


日々のお勤めは本当に大変です。誰かのために働いてるとか、きれいごとは要らない、生活のためだよって、そう感じられる方もたくさんいらっしゃると思います。

ただ、働いてお金を得て生きていかないといけないのだとしても、どの部分を「見る」のかは自分で決められます。それならいい面に目を向けて、毎日なるべく楽しい気分で働きたいですよね。

難しいテーマでしたが、少しでも誰かの心を軽くできていると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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