先延ばしを減らすのにセルフ・コンパッションが有効な理由

こんちには、きのです。最近は、週末のどちらかでnoteを更新するのが習慣になってきました。

noteの記事を書くのは、かなりエネルギーを使いますし、書き始めはいつも億劫です。

それでもやっぱり書きたいので、「とりあえずnoteのアプリ立ち上げるだけでもしよう」とか「3行だけ書こう」とか言い聞かせながら、なんとか書いています。笑

実は、セルフ・コンパッションを持てば、先延ばしを減らすこともできちゃうのです。今回はその理由についてお伝えしていきます。

先延ばしは、「できないのが怖くて動けない」状態

何かに取り組もうと思ったとき

「う~ん、面倒だし、後でもいいか」
「やりたいことなのに、やる気がでないな…」

と感じることはよくありますよね。(わたしはいまでも毎日あります)

なぜこんなふうに思ってしまうのでしょうか?

人間って本質はやっぱり怠け者なので、やれば良くなると分かっていたとしても、その労力を想像して躊躇してしまうんですよね。

それだけならまだしも、「完璧主義」であったり、「自己批判」が強かったりすると、さらに行動できないのに拍車がかかります。

「完璧主義」の場合は、やると決めたら全部終わらせたいとか、どうせやるなら一定の評価を得たいとか、とにかくゴールのハードルが高いです。

そこまで終わらせられる自信ないかも…と思うと、動き出すことができなくなってしまいます。

さらにそこに

「やりたいことなのに行動できないなんて、なんて自分はダメなんだ」

という「自己批判」が加わると、

完璧を目指す

ゴールが遠すぎてやる気がでない…

行動できない。さらに自己批判

ダメな自分にはどうしようもない…

失敗が怖くて行動できない

という負のループに入ってしまいます。

完璧にできなくてもいい、失敗してもいい

セルフ・コンパッションを持てば、先延ばしを減らせます。
なぜなら、完璧じゃなくてもいいやと思えるから。

例えばわたしは今日、家族全員分の服の整理を行ったのですが、「時間がかかりそうだけど完璧に済ませたい!」と意気込むと、先の労力を想像して面倒になってしまい、重い腰が上がらなくなるのは分かっていました。

「まあ、全部終わらなくてもいいや、とりあえず娘の分だけでもやろう。途中でやる気がなくなったらそこで止めてもいい」

という考えで、完璧じゃない自分をゆるし、作業をスタートしました。
そして、結局は家族みんなの分を終わらせました。

始めてしまえば、こっちのものなんですね。

他にも、継続したい習慣が続かなかった場合など、とにかく自分責めしないことが大切です。

「人間って怠け者なんだもん。たった1日できなかったくらい大丈夫。それでも抗って頑張ろうとしてる自分はすごいよね」

くらいの気持ちでいて、またふと再開できるようにしておくのが吉です。

自分を責めてしまうと、行動をしたとしても、失敗をすれば自分責めが起こるリスクがあるため、それを恐れて始められなくなります。

完璧じゃなくても失敗しても、自分さえゆるしてあげられれば、恐れや不安を抱くことなくまた始められます。

ちなみにわたしもヨガと筋トレを習慣にしようと頑張っていたとき、どうしてもしんどい日は30秒~1分だけとか、そんなレベルまで目標を下げて継続させました。

内容はともかく、「続いてる!」と自信を持つことも、また次に繋がる力になりますね。

マインドフルな状態になるのもひとつの手

マインドフルネスはセルフ・コンパッションの概念に含まれているものですが、「先延ばしにしたい」と感じた瞬間、これに気付き、「いま」に集中するのもひとつの方法です。

「先延ばしにしたい」という感情は、前述のとおり、未来の労力を想像するからこそ生まれます。

そのとき、こころは「未来」にいってしまい、「いま」から遠ざかっているんですね。だから、「いま」に戻します。(これが、マインドフルになるということです)

方法は色々ありますが、瞑想が最もメジャーかと思います。

そんなに長く行う必要はないので、深呼吸と瞑想で、一度頭をスッキリさせましょう。すると、やる気がまた戻ってきます。

ここからはわたし独自の見解なのですが、それでもまだ未来の労力を想像しちゃうよ~、ってときは、音楽の力に頼るのも結構いいです。

「音楽に耳を傾ける」という行為自体がマインドフルになりやすいので、先延ばしにしたいという思考が誤魔化されているうちに、始めてしまうことができます。

思い出したい3つの要素

継続したいことが続けられないと、モヤモヤしてしまいますよね。

だけどやっぱり、自分に厳しくしすぎたり、あの人はできてるのにわたしは…とか思ってしまうと、ストレスが溜まります。

人間はそもそも怠け者であること(共通の人間性)、自分の欠点を受け入れて(自分への思いやり)対策を取ること、先の労力を想像して億劫になっている自分に気付くこと(マインドフルネス)

セルフ・コンパッションの3つの要素を意識しながら、先延ばし対策をして、どんどん行動できる自分に近付いていきましょう。

怠け者でも大丈夫です、みんなそうなので。
自分なりの対策をとっていくことが大切です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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