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1、ミュージカルって?

今日からnoteをはじめたユッキーナです!しがない会社員ですが、ミュージカル好きがあいまって、オリジナルミュージカルを作ろうと活動をはじめました。

noteでは、わたしがオリジナルミュージカルをつくる過程を紹介していきたいのですが、しばらくはミュージカルの基礎情報を紹介していこうと思います。

今回は「ミュージカルってなんだろう?」ということを考えていきます。


【よく聞くミュージカルのイメージ】

①いきなり歌う

②女、子供がみるもの

③チケット代が高い

こんなところでしょうか。他にもあればぜひコメントくださいね。


①いきなり歌う

たしかにいきなり歌います。ミュージカルは海外発祥なので、いきなり歌うっていうのは特別変なことではないのですが、日本人は街中でいきなり歌ったりしませんから、それにちょっと違和感を持つ人が多いようです。

でも、とりあえず歌っているわけではありません。なにを歌っているかというと、本来は自分の心の叫び、「感情」です。感極まっちゃったことを歌で表現しているのです。

そう思うと、普通の楽曲とあまり変わりません。イヤホンで聞いていたのに、盛り上がっちゃって心の中で歌っていた歌を思わずぽつりと声に出しちゃった!それが周りの人に聞かれていて、会話が成立しちゃった!で、みんなで盛り上がった!みたいなのがミュージカルと言えます。

②女、子供がみるもの

これは偏見だなぁと思いますが、上記したようにミュージカルは感情的な表現のエンターテイメントなので、もしかすると女性やお子さんのほうが心に響く人が多いのかもしれません。

でもそれは、そう思う男のかたの心がガッチガチに固まっちやってるっていう証拠でもあります。とはいえ実際、ニーズの関係で女性向け、お子さん向けの作品が多いというのも事実です。

追って詳しく書いていきますが、ミュージカルというのは結構バランスの良い芸術です。わたしが作ろうとしているミュージカルはむしろ男性好みかも!ということで、女、子供がみるもの、とぜひ決めつけないでいただきたいものです。

③チケット代が高い

それには理由があって、ミュージカルを作り上げるには関わる人があまりに多いということです。

ストレートプレイ(純粋な演劇)に比べると、まず音楽作らなきゃいけないですし、それを演奏する人も必要です。それ以外にもたくさん理由はありますが、要は制作費と人件費がかかるということ。なので、必然的に1枚のチケット単価が上がってしまいます。

それだけたくさんの人が汗水垂らして作り上げた芸術だと知ってほしいと思う反面、そうかもしれないけど、高いからホイホイ行けないよ!っていうのが観劇する人の気持ちでもありますよね!

わたしはこのミスマッチがミュージカルの大きな課題だと感じています。


まとめ:ミュージカルとは

・人間の感情を前面に表現したエンターテイメント

・本当はバランスのとれた芸術で、女子供がみるものというイメージは偏見

・たくさんの人が関わり汗水垂らして作り上げられているけど、ビジネスモデルに難あり!

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今回は広くみなさんが思うミュージカルのイメージから、「ミュージカルってなんだろう?」を考えてみました。

次回は、ここからもう少し踏み込んでミュージカルについて考えていきたいと思います。

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