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内閣府資料「コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会」を読んで

こんにちは、復職希望の専業主婦です(その後個人事業主となりました)。
noteをはじめて少し経ち、スキをいただけるごとに嬉しさを覚えています。

noteで私は何を伝えたいのだろうと考えると、やはり女性の生活にまつわることだなと。

自分自身が転勤族妻としてワンオペ育児をしながら日々暮らしている中で、どうして日本では女性がこんなに生きづらいの?と思ってしまう面が多々あるのです。

それを誰かに伝えたい。

それは文句に近いでしょう。自分は中高一貫の女子校育ちということも手伝ってフェミニスト寄りになってしまいがちです。もしかしたら誰かが不快に思うかもしれません。

でも声を上げたほうがいいと思うのです。
今回は表記のタイトルについて考えたいと思います。


1月末〜3月中旬は保育園入園内定結果が出る時期

まず、ご報告です。保育園の認定要件の中でも一番ポイントの低い「求職中」の扱いにも関わらず小規模保育園入園が決まりました。

「復職希望の主婦」→「復職できることが決まった主婦」になりました。

転勤族の妻となり、退職し、流れに身を任せて夫の転勤と共に都内から首都圏郊外に移り住みましたが、この土地に引っ越してきてよかったと本気で思いました。

保育園の入園の認定がどう下されるかって正直「見える化」されていないと思います。本当に奇跡的に受かったのだと思います。神様ありがとう……。

一方で……。

私は東京都出身のため、友人は都内の子が多いです。友人にも共働きで正社員にもかかわらず残念ながら一次内定で落選してしまった子達が多くいます。落選した人たちは、本当に落胆しています。

核家族で小さい子供がいる家庭は、保育園がなければ働きに出ることは極めて困難です。もし母親の育休が延長出来ない職場だとしたら退職を迫られてしまいます。

保育園不足は日本経済の損失です。なのに、抜本的な改革がされていないと感じます。

保育士の親友も話していました。給与を上げない限り保育士は増えないと……。
もし、保育士の給与が満足行くものであれば男性保育士も増えて、保育士不足は解消されるのではないでしょうか。

さらに、ただでさえ重労働な仕事なのに、コロナ禍で様々なことに気を配っており、労働環境はさらに厳しいものになっていると聞きました。これも離職や再就職を阻むものだと思います。

コロナは早く安全なワクチンが広まり終息を願いますが、保育士の待遇改善については国がさらに推し進めて構造的な問題を解決して欲しいです。

緊急事態宣言で一時保育利用が制限されている

私の話に戻ります。
求職中の認定で保育園入園が決まり、早速就活をはじめました。

まずは取得した資格を活かして外勤の職種に応募。面接日が決まり、子供を一時保育で預けなければならなくなりました。

しかし、現在一時保育の利用は少しハードルが高くなっています。なぜなら、緊急事態宣言発令中だから。

資格取得のときにお世話になった保育園でも、緊急事態宣言の影響で一時保育の受け入れを制限していました。私も母親をしているので、これは当然の措置だと思います。

でも、これです。女性の生きづらさ。

子供を誰かに預けなければ就職面接にも行かれないのに、預け先を見つけられないなんて就活に不利過ぎます。

私は結局、下記の素晴らしい民間の保育施設を利用して面接に行くことができました。

子育ては、つくづく段取りが大事だと思います。物理的な問題です。誰かが安全に自分の子供を見守っていなければ何事も行動できない。

もしできるのであれば私も実家の近くに住みたいです。この、共働き時代にじーじとばーばの近くで生活できることはめちゃめちゃ大きなメリットです。

この出来事をきっかけに今日はタイトルの記事を書こうと思いました。

コロナ禍のダメージが女性に偏って発生している

まず、今日言いたいことはすでにこの方がまとめてくださっています。全てのスレッドをぜひ多くの方に読んでいただきたいです。

望月さんのいうとおりなのですが、私も内閣府の資料を読んでみました。

https://www.gender.go.jp/kaigi/kento/covid-19/index.html

現在、2度目の緊急事態宣言中ではあるものの、学校・保育園が休校(園)となっていないことから1度目の緊急事態宣言時よりも日本女性の雇用状況は最悪の局面を脱しつつあるようです。

労働供給側の悪化要因はひとまず回避できている。

しかし、労働需要側では飲食、宿泊関連等国内のサービス消費が再び落ち込み、輸出は急減速する見通しであることから、依然として女性の就業が多い業種の景気が悪い。

私が通っていた専門学校や勉強中のシーライクスでもCAの方が居り、現状の就業状況は月2回のフライトと聞きました。会社が複業を推奨し、勉強に来ているとのことでした。

私の実家も飲食店を自営業していますが、コロナ禍以降宴会の予約はパタリと止んでおり、本当に経営が心配です。
雇用調整助成金が頼りで、父は年金も取り崩して従業員に給与を支払っていいます……。

オリンピックを控え、インバウンド需要もあり、いけいけどんどんだった業界がコロナ禍により市場が一変してしまいました。
本当に現代は、「安定した企業などない」といえるほど不確実な世の中ですよね……。

調べてみたら、この変動の大きい現代はブーカ(VUCA)時代というそうです……。

VUCA時代を生き抜くために個人がするべきこと

VUCAで調べると色々な記事が出て来ます。
組織論と一緒に語られることが多いようです。
一通り読んでみて、共通していることを述べて終わりたいと思います。


VUCA時代を生き抜くために個人がするべきこと。
それは一言で言うと「臨機応変な柔軟性を身につける」こと。

いたって想像のつく解答ですね(笑)

柔軟な対応するためには
・自分のビジョンを明確に持つ 
<何を成し遂げたいのか目標をもつ>

新しい技術などへの理解、情報収拾を怠らない
<日頃からスキルアップを心がける。環境が変わっても働き続けられるポータブルスキルをもつ。自己改革力をもつ。>

一喜一憂せずやりきる
<まさに今の私に必要な言葉=チャレンジ精神>

その他にも下記のようなことが求められるそうです。

・答えのない問題に答えを導き出す問題解決能力を養う
多様性を受け入れる
・限られた時間で成果を出すため生産性を向上させる

新卒以来の就活をしている自分にもまさに通じる言葉ばかり羅列してありました……。理想的なあるべき姿ですよね……。

実際の私は、パートタイムの職で不採用になったりと普通に一喜一憂しています(泣き笑い)が、頭ではこの理想のあるべき姿を理解して、3月中になんとか4月から働く形が整うようにしていきたいです!

以上、ご覧頂きありがとうございました。

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