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第一子は、戦友。

 こんにちは。
気づけば、五月ももう終わりに近づいてきましたね。
四月は毎年のことながら、あっという間に過ぎてしまって。
二人の子どもたちを通して、新たな環境や出会いを今年も頂いています。

今日は、家族のことを少しだけ。
長男(中3)長女(小6)夫(私の2歳下)の4人で暮らしています。
生まれ育った家族のことも、結婚後の家族のどちらも大切ですが、想うことや経験したことは、それぞれ違っていて。
そういうことも、noteでちょっとずつ書き留めていければいいなと思っています。

さてさて。
長男はようやく、いわゆる思春期を通り過ぎようとしているのかなという
印象になってきました。
彼は慎重で繊細なタイプです。
赤ちゃんの時からそれはきっと変わってないのだと思います。
なにせ、ず~~っと抱っこしてました!
だって、寝たと思ってベビーベッドに置くとすぐ泣くんです。
いわゆる背中にスイッチがある子でした。
なので、四六時中抱っこ紐に入れていた気がします。
黄昏泣きも、夜泣きもしていたので睡眠不足でもうへろへろ。
夫が夜中の抱っこを代わるよ、と言ってくれたのですが、朝には仕事に行かなきゃいけないのに夜も働かせるのはあまりに申し訳なく。
辛うじてまだ20代でしたが、体力も気力も全然足りない時期でしたね……。

一人目、ということで夫婦揃って精一杯お世話させていただきましたよ。
ほんとに。
この小さな命を守り育てるのだと、一生懸命でした。
心配性な二人なので、それはもう手厚く、何の不自由もないように。
泣いたらすぐさま駆け付け、最新の育児情報をチェックし、どんな些細な
変調も見逃すまいとしていました。

今から考えると、肩の力が入り過ぎていたなあと思います。
もっと、その子の持ってる力を信じて、見守ればよかったと。
でも、その時はわからないんですよね。
そんなもんです。
だって、親も子も、お互いに初めてのことばかりですから。
そんな未知の世界を、ともに切り拓いていってくれるのが第一子なのかなあと思います。

長男が幼稚園までに好きになったものは、
トミカ、プラレール→恐竜→レゴでしたね。戦隊ものや仮面ライダーも好きでしたが、母としてはパンチ・キックと荒っぽくお友達と遊ぶようになるんじゃないかと……これまた今思えば不要な心配を当時はしてました。

要するに、まだまだ幼い彼がなるべく失敗しないように、こけないようにと歩く道を先に点検しては石ころをどけ、落とし穴を塞いでたんです。
「ベストを尽くして子育てに取り組まなければいけない」という思いが
今よりもずっと強かった気がします。

小学校に入った彼は、ランドセルを玄関に放り投げて「ただいまー」の後に
すぐ「行ってきまーす」と公園に遊びに行く子になりました。
宿題などやらないといけないことは後回し。
家では、結構やりたい放題でした。
でも、学校の先生から個人懇談でお話をきくと……なんだかとても頑張っているみたいでした。

下の子も小学生に上がるタイミングで、回りのママ友たちも働き始める人が
多くなってきて、私も復職してみようかとパートを細々と再開して1年が経とうかという頃に、パンデミックが起きました。

パートを辞め、長い休校期間を子どもたちと過ごしました。
そうしてようやく学校が始まり、しばらくしてから学校に行き渋る日がでてきました。小6になってもその傾向は続き……月に1,2回は学校をお休みするようになっていました。

これが思春期の入口でした。
長ーいトンネルを、手探りで進んだ備忘録は、また次回に。


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